『里の湯 和らく』宿泊記ー古民家好きのわたしにはうっとりするような温泉旅館
今回、私のお誕生日祝いに、彼がサプライズで旅館を予約してくれていました。奥黒川温泉の温泉旅館『里の湯 和らく』の宿泊記です。
- お宿での実体験を書きました
- 古民家が大好きな私はうっとりするような古民家の母屋でした。温泉・料理も最高、山奥の夢のような時間でした。
- 記事の最後にはお宿のSNS口コミも!
里の湯 和らく到着~チェックイン
まだ肌寒い季節でしたが、お天気の良い熊本はとっても気持ちが良く、阿蘇の素晴らしい景色の中をドライブしてから『里の湯 和らく』さんに到着しました。
旅館の駐車場に車をとめて「ここだよ。」と彼が指差す方を見ると、とってもかっこいい茅葺屋根の門が! 早速雰囲気が良くて嬉しくなりました。
その門をくぐって母屋に案内して頂き、チェックイン。古民家が大好きな私はうっとりするような古民家の母屋でした。
彼がチェックインしてくれているのを待っている間に周りを見物。温かくてセンスのいい小物で飾られていたり、熊本の特産物から選りすぐられたものがお土産として販売されています。早速おいしそうなお茶の葉を購入してしまいました。
里の湯 和らくのお部屋
チェックインが完了していざお部屋へ。
お部屋は離れにあって、素敵な廊下を通っていきます。長屋のおうちのような、素敵な雰囲気に期待が高まりました。
ドアを開けて素敵な玄関からお部屋に入ると、まずは居間。古民家らしく梁がでていてすっごく素敵。広くてとってもくつろげそうな空間で、嬉しくなりました。
テーブルの上にはウェルカムのお菓子。そしてコートをかけようとクローゼットを見ると、すごく素敵な浴衣と羽織があったのでこちらに着替えます。
居間の向こうにはふかふかのお布団が敷かれていて、その向こうにはテラスがありました。川がすぐ下に流れていてせせらぎが気持ちいい。。。
そしてこのテラスの反対側にあるのが、素敵すぎるお風呂。半露天風呂になっています。窓を開けると露天風呂にできるようでした。
お風呂からの景色は小川と丘ですが、静かで本当に癒されます。お部屋のお風呂の他にも、野天風呂・穴風呂などあったのですが、私はこのお部屋のお風呂が気に入りすぎてここばかり入っていました。
脱衣所兼洗面所には、とっても豊富なアメニティが揃っていてびっくり。すごくこだわられた化粧水やマッサージクリームは私が普段使っているものより断然いいものでした。タオルもふわふわで猫のマークが可愛いく、おもてなしが温かくて心から温まりました。
里の湯 和らくの夕食のお料理
お風呂で温まったら、いざ夕食へ。夕食は、母屋にある食事処でいただきます。
こちらも窓があって、夜はシックでおしゃれな大人の雰囲気。古民家だけどジャズミュージックがとっても似合います。
テーブルに着くとお誕生日だから、と特別にロゼ・スパークリングワインを持ってきてくださいました。
ワインのコルクが抜けやすくなるコツを教えて下さったり、サーブしてくださる方のパフォーマンスやトークのおかげでより楽しくなりました。
乾杯してお喋りをしていると彩り豊かな前菜が運ばれてきました。
湯上りにおいしいスパークリング、新鮮なお野菜、丁寧に作られたお料理、、、幸せです。
お魚も全部おいしい。
そしてすっごく嬉しくなったのが、こちら。
うにの鯛しゃぶです。
うにとだしでできたしゃぶしゃぶ鍋に、鯛をしゃぶしゃぶ、、、何たる贅沢、、、。
これを書いている今もまた食べたくて仕方がなくなるくらい、おいしかったです。
お雛様の季節だったので、かわいいお雛様の器に入ったものもありました。
どれもおいしくて、感服です。
そしてもう一つ感動したのがこちら。赤牛のステーキです。
赤牛ってこんなにおいしいんだ、と感動しました。初めての熊本で初めての赤牛でしたが、もっと早くに出会いたかったと思うほどやわらかくってジューシー。それでいて和牛ならではのきめ細かさがあって。
もうここにくるまでに結構お腹いっぱいになってたのに、別腹がひょっこりできそうなくらいおいしいお肉でした。
美味しいお肉を食べて、お酒を飲んで、すっかり気持ちよくなってしまった私。この旅館には素敵なことに、また別の離れにバーラウンジがあって、「バーでもう少し飲もうか!」と彼が誘ってくれたのに「またお風呂に入りたい」と言って部屋に戻りました。笑
今思うと行っておけばよかったなぁと後悔します。
里の湯 和らくのサプライズ
さっきの廊下を戻って部屋の前に着くと、あら? チェックインの案内をしてくださった男性がまってくださっていました。
手にはケーキが!! ホールケーキの上にも小さなケーキがのっていて、とってもかわいいお誕生日ケーキ。
嬉しくてまた食べてしまいました。
結局、野天風呂も穴風呂もお部屋の露天風呂も入らず、お腹いっぱいでお布団で眠ってしまいました。
里の湯 和らくの朝風呂
朝起きると気持ちのいいお天気。お部屋のお風呂がもうすでに湧いている、という天国のような事実。
朝の寒い空気を眺めながら、あたたかい温泉にちゃぽん。 これ以上の目覚め方があるのでしょうか。。
まだ寝ている彼を放っておいて、一人でふぅーっと言いながら満喫しました。この時間自体が本当に嬉しいお誕生日プレゼントです。
里の湯 和らくの朝食
彼も目覚めてお風呂に入ったら、母屋に移動して朝食です。朝の食事処は窓から朝日が差し込み、外の緑が見えてなんとも温かい光景でした。
朝食は、またしても熊本の名産がたっぷり詰まった、手作りの美味しいごはん。
器も素敵で、湯気がホクホクたっていて、お米ももちもち。朝から口の中に幸福が溢れて、体中が喜ぶごはんに幸せしかありません。
この地こんにゃく、おいしかったなぁ。。
朝食が終わり部屋に戻って自分の服に着替えるのが、夢から覚めるようで寂しくなるくらい、本当に幸せな時間でした。
里の湯 和らくのチェックアウト
チェックアウトをして、茅葺屋根の門の前で写真を撮ってもらうと、旅館の旦那さんが、私たちの車が見えなくなるまで見送ってくださいました。
最後まで本当に温かいおもてなしで、いい思い出旅行になりました。
里の湯 和らくのブログ宿泊記まとめ
初めての熊本で、この旅館に連れて行ってもらいましたが温泉は最高で、お料理も最高、普段の都会の喧騒とは打って変わって山奥の夢のような時間でした。
この旅館のおかげで熊本の大ファンになりました。熊本、黒川に行かれる方には本当におすすめです。