『有馬温泉 SPA TERRCE紫翠』 宿泊記ー緑豊かな露天風呂付き客室で、日々の疲れもほぐれる最高なひととき。女性に優しい細やかな配慮が嬉しいお宿でした。
2023年5月。GWが過ぎた頃、彼とふたりで有馬温泉へ行ってきました。
日頃の疲れを癒しに、ゆったりとしたホテル滞在と、露天風呂が目的です。
宿泊したのは、女性に人気が高い「SPA TERRCE紫翠」。
総部屋数も14室と少なく、プライベートな空間を楽しめそうです。
- お宿での実体験を書きました
- のんびりゆったりと、くつろげるお宿と温泉でした。いたるところに生花が飾ってあったり、細やかな心遣いが感じられ、心も癒されました。女性に人気が高いのも納得です!
- 記事の最後にはお宿のSNS口コミも!
到着~チェックイン
送迎サービスがあり、有馬市内であれば車で迎えに来ていただけます。
ホテルは山の高台にあるので、緑が多く見晴らしが良かったです。
仲居さんが出迎えてくださり、石階段を下ってホテルロビーへ。
チェックインまで少し時間があったので、ウェルカムサービスのドリンクでホッと一息。
ケーキやゼリーもあり、セルフサービスでいただくことができました。
無事チェックインを済ませ、エレベーターでお部屋まで。
廊下や至るところに、季節のお花が生けられています。
ほっこり。
エレベーター前には、こんなふうにちょっと休めるスペースも。
部屋に着くまでに何か所か階段があるのですが、それほど苦にはなりませんでした。
ただ、高齢の方だと辛いかもしれません。
お部屋
せっかくなので、露天風呂がついている客室「つづみ桜」にしました。
お部屋の鍵には、手書きの花が描かれています。可愛い!
お部屋はかなり広くて、ゆったり!
大きな窓からは庭が望めるので、解放感もあります。
インテリアは和モダンという感じで、琉球畳もおしゃれ。
掃除も行き届いており、空気清浄機もありました。
細やかな気遣いだな~、と感心したのはアクセサリーケースです。
時計やピアスを置いておくのに、とても助かりました。
こういった細やかな配慮は、さすが女性に嬉しいお宿ですね♪
一息つける座椅子とミニテーブル。
大きなソファセットもあり、ベッド以外でもたっぷりくつろげます。
お部屋に鏡がなく、洗面所にしかありませんでしたが、洗面スペースは広く椅子もあったので、ゆっくりメイクできました。
大人ふたり余裕で並べます。
アメニティにもこだわっていて、パリの『Ella Bache』で揃えられていました。
私は初めて使用しましたが、オリエンタルな香りです。
ホテルオリジナルのシートパックもあって、至れりつくせり♪
売店にも売っていました。
部屋付き露天風呂
それでは早速、一番のお楽しみ露天風呂へ!!
庭に出て奥へ進むと、離れがあります。行き来する際のバスローブもありました。
洗面脱衣所にはタオルも置いてあるので、お部屋から持って行かなくてOK。
赤茶色の、とろっとしたやわらかいお湯です。
源泉だから熱いかも・・と心配していましたが、ちょうど良い湯加減でした。
こちらは、自家源泉から湧き出る金泉と銀泉の混合泉だそうです。
窓は開けられますが、虫には少し注意が必要かも。
温泉でほてった身体を、ハンギングチェアに揺られて涼みます。
目の前には緑や木々が広がり、マイナスイオンたっぷり~。 日々の疲れもほぐれて、最高なひとときでした。
エステ「フィオーレ」
SPA TERRACE紫翠にはリラクゼーションサロン「フィオーレ」もあり、今回はエステ付きプランで予約していました。
オーガニックボディー&フェイシャル60分コースです。
初めて彼も一緒に受けたのですが、最後のヘッドスパが気持ち良かったのか、す~す~と寝息が聞こえてきました。
私たちのように、カップルやご夫婦でマッサージを受けられる方も多いそうですよ。男性の方も是非♪
サロンは大浴場のすぐそばにあり、湯上がりの寛げる湯上がりコーナーがありました。
こちらでは、ハーブティーとデトックスウォーターが自由にいただけます。さっぱりしていて美味しい!
こちらは、リラックスルーム「七段花」。
SPA TERRACE紫翠には、ホッと寛げる空間がたくさんあります。
それも、ホテルのこだわりなのかな。
ちなみに、館内全て浴衣で移動できます。メッシュ素材のお風呂用バッグもあり、便利でした。
夕食
お食事はダイニングでいただきました。
時間予約制なので、私たち以外に数組しかおらず、ここでもプライベート感たっぷりです。
まずはビールで乾杯!
前菜は、品数も多く見た目も美しい。
上品なお味でとても美味しかったです。
明石海峡でとれた魚介や、地元の食材を多く使用されているとの事。
地産地消、良いですね。
和洋折衷ディナーということで、和食の中にもフレンチっぽいテイストが。
白身魚の身が、ぷりっぷりです!
お野菜もシャキシャキしていて新鮮でした。
鮭の西京焼きは、脂がたっぷりのっています。
肉厚のほろっとした身と、お味噌の香りが最高でした。
日本酒が合いますね~。
牛肉とウニの軍艦。豪華~~!!
お塩をつけていただきます。
ウニが甘くて濃厚で、香りもよく大変おいしかったです。
見た目のインパクトも大!
しゃぶしゃぶはあっさりと。
地場のお野菜は初めて食べましたが、ほろ苦くて美味でした。
デザートはメロンとミニケーキ。
プレートに何種類か乗ってあるのは嬉しいですね。
彼はお料理とお酒が進んで、ミニケーキは私がいただきました(笑)
出てくるお料理はすべて美味しく、盛り付けもきれいで楽しめました。
「創作和フレンチ」の通り、シェフの工夫が詰まっていました!
お酒も美味しく、ビールから始まって、ワイン、日本酒・・と、たくさんいただきました。
なにより、静かにゆったりとお食事ができたのが良かったです。
ごちそうさまでした。
古民家ラウンジ 廻-KAI-
夕食後、「近くにラウンジもあるので、良かったらどうぞ」と、スタッフの方に案内されたのが、古民家ラウンジ 廻-KAI-です。
ちょっとしたお酒や、フード、おつまみなどがあるそうです。
夕食とお酒でおなか一杯だったのですが、せっかくなので行ってみることに。
ホテルを出て階段を下っていくと、古民家をリノベーションした建物がありました。
照明も暗く、シックで大人な雰囲気で素敵でした。
軽く1杯だけ飲んで(私はソフトドリンク)お店を出ましたが、浴衣と下駄で夜のお散歩も出来て、風情があって良かったです。
櫟(くぬぎ)の湯
本館「兆楽」の温泉が利用できるクーポンをいただいたので、翌朝に行ってみました。
同じ敷地内にあるので、紫翠からも歩いてすぐです。
ちょっと奥まったところにあるので、本当に静か。
鳥のさえずりも聞こえてきて、都会の喧騒を忘れます。
兆楽の方が、大浴場は大きいですね。
お風呂の種類も多くて、金泉と銀泉どちらのお湯も楽しめました。
早朝に行ったので、ほぼ貸し切り状態でした。
朝食
朝食メニューは、和食・エッグベネディクト・サラダクレープの3種類があり、
チェックイン時に選んでおきます。
私たちは、エッグベネディクトとサラダクレープにしました。
こんな可愛いプレートが運ばれてきたら、自然とテンションあがります!!
どのメニューにも共通で、ローズヒップ&カシス酢のドリンクがついていました。
少し甘酸っぱいですが、とても美味しい。
これを飲むだけでも健康になりそう。
ヘルシーな女性向けの工夫がされてるなぁと感じました。
パンは数種類あり、スタッフさんが大きなかごで配ってくれるので、お好きなものをチョイス。もちろんおかわりも出来ます。
レストラン内にトースターが置いてあり、自分で焼くスタイルでした。
有馬市内にある「Sora Cafe 有馬温泉」というお店のパンだそうで、ここでも地元のパン屋さんが登場して、なんだかほっこりしました。
キャロットラペや新鮮なサラダ、半熟たまごに肉厚ベーコン・・
どれも美味しくボリューム満点で、朝から大満足!!
この後、カップたっぷりのホットコーヒーをいただきました。
あとがき
「日頃の疲れを癒そう」
そんな当初の目的は十分に果たせました!
それくらい、のんびりゆったりと、くつろげるお宿と温泉でした。
いたるところに生花が飾ってあったり、細やかな心遣いが感じられ、心も癒されました。
女性に人気が高いのも納得です!
少ない部屋数なのでプライベート感を大事にしたい方、カップルやご夫婦でのんびりしたい方に、特におすすめです。
もちろん、女性同士だと最高に満足できるはず!
お庭からの眺めも素晴らしく、四季折々の季節を感じられるお宿なので、
是非また、違う季節に再訪したいです。
有馬温泉 SPA TERRACE紫翠 について
「SPA TERRACE紫翠」は女性がデザインした日本モダンの旅館となっています。
温泉は木の香りを楽しみながら有馬温泉では数少ない自家泉源の「金泉」「銀泉」の両方を楽しむことができ、夜には星空を眺めながらゆっくりとした時間を過ごせます。
その他にも女性に嬉しいアロマミストサウナが用意されています。
お部屋は和風と現代風を掛け合わせたお部屋になっており、お食事は月ごとに変わる色とりどりの料理がいただけます。
女性に嬉しいサウナミストやアロママッサージと日常を忘れて贅沢な時間を過ごすのはいかがでしょうか。大人の女子会にぴったりな宿となっています。