『平山温泉 ほたるの長屋』宿泊記ー源泉かけ流し温泉の客室風呂は”立ち湯”ができて最高
仕事中に旅行好きなお客さんと話をする機会がありました。部屋風呂付きの温泉宿に宿泊し、のんびりするのが好きだそうで、次に目をつけているという宿を教えてもらいました。
それは熊本県にある平山温泉『ほたるの長屋』という宿。ホームページをチェックすると「『ミシュランガイド』にも掲載された」とあります。ちょうど近くに行きたいところもあったので、早速予約してみました。
- お宿での実体験を書きました
- 美人湯というだけあって、お肌がスベスベ。「このお風呂持って帰りたい!!!」と何度も言っていました。
- 記事の最後にはお宿のSNS口コミも!
プライベート感たっぷりな宿へチェックイン
いよいよお宿へ。場所は「南関インターチェンジ」から車で約30分程度です。田んぼのなかに温泉郷がぽつんとあるという感じで、有名な温泉街のような派手な感じはありません。
こちらの宿は離れで5室しかなく、プライベート感たっぷり。宿泊中にほかの宿泊客に会うことはありませんでした。コロナウィルス対策でチェックインもアウトもお部屋にて行います。
私が宿泊したのはメゾネットタイプのお部屋。1階にリビングとお風呂、トイレがあり、2階がベットルームでした。
部屋の雰囲気はお洒落な古民家風で、ほっとできる佇まい。肌寒い季節でしたが、足元が冷えないようヒーターも準備してありました。ベットルームにはコーヒーセットもあります。
アメニティも充実していて、男女それぞれの化粧水などが準備され、何度もお風呂に入れるようバスタオルが一人2枚あったのも嬉しい心遣いでした。
源泉かけ流しのお風呂がお部屋に!
こちらの宿でポイントが高いのは、お風呂。各部屋に「源泉かけ流し温泉」があります。
私が宿泊したメゾネットタイプは、立ち湯のできるタイプ。浴槽に深い部分があり、しっかり肩まで浸かることができました。
お風呂は二人でもゆっくり浸かれる広さです。三分の一が立ち湯で、深め。段差に腰かけて浸かることもできるのでラクでした。
そしてコンコンと流れ続ける源泉がなんとも贅沢。かけ流しで常に源泉が流れ続けるので、浴槽のお湯はいつでも新鮮です。美人湯というだけあって、ちょっとヌルっとしたお湯質でお肌がスベスベになります。顔から頭からふんだんに浴びまくりました。
お部屋にあるお風呂なので、私たちだけのもの。浴衣を脱いで、お風呂にそのままザブン! が開放的で気持ちよかった。温泉宿史上初、5回もお風呂に浸かりました。
お湯加減もちょうどいいので、ずっと浸かっていられます。「このお風呂持って帰りたい!!!」と何度も言っていました。
満足を満喫できた夕食のお料理
お楽しみの夕食タイム。お料理は和食ベースですが、バリエーション豊かで楽しめる創作料理もありました。
師走の御献立。どんなお料理が来るのか楽しみです。
前菜だけでお酒がぐいぐい進んでしまいます。ワインと日本酒で味わいました。
お刺身の献立名は「活魚冬眠みたて」盛り付けにも工夫があります。
焼き物はパイ包み焼き!? 予想と違うものが出てくると楽しいです。
かぶら蒸しは海の幸がたっぷり。お出汁も美味しかったです。
揚げ物の春巻きは何種類も具材が入っています。食べすすめると違う味に出会えて、楽しみのある一品でした。
総じて美味しいのはもちろん、工夫をされているので他にはないオリジナリティがありした。味付けは丁度良く、素材を大切にされているのがわかります。盛り付けもおしゃれで、素敵でした。
また、お部屋に食事は持ってきてくださるのですが「片付けは明日します!」で終了したのも良かったです。お酒を飲むと、夕食に時間がかかりがち。片づけをしていただくことを考えると、早く食べなければと思い気を使いますが、こちらの宿では、ゆっくり酒宴を楽しませていただきました。
メゾネットタイプなので、食事をする部屋と寝室がきっちり分かれているのも良かったです。
朝食も朝から豪華で、釜で炊いたご飯がとても美味しかったです。ご飯がすすむ内容で、残さず全部いただきました。
ほたるの長屋のブログ宿泊記まとめ
夕食後の酔い覚ましもかねて外へ出てみたら、普段見る機会のない星空が広がっていて、感動しました。宿泊中に部屋から出たのはそれくらいです。
私たちは翌日に行きたい場所があり1時間前くらいにチェックアウトしたのですが、まだほかの車は1台も出ておらず、一番の出発だったようです。他のお客さんは宿でゆっくり過ごされているのだな、と思いました。
リピーターさんが多いと宿の方から聞きましたが、こちらの「ほたるの長屋」は宿メインで過ごさないともったいない。また再訪したら、その時はチェックインからアウトまで、めいっぱい宿を満喫したいです。