『熱海温泉 湯宿 みかんの木』宿泊記ースタッフさんの心遣いに大満足!
- お宿での実体験を書きました
- 料理のボリュームがあって大満足。女将さんをはじめ非常にアットホームなところも良かったです。
- 記事の最後にはお宿のSNS口コミも!
到着~チェックイン
夏。東京に就職した友だちと旅行することになったのですが、元々関西人であった私たちにとって熱海は、なじみのない場所でした。
ちょうど良い機会であるし、熱海の温泉に浸かって金目鯛を食べようか。そんな時、ちょうど手ごろなお宿を探して出てきたのが「みかんの木」でした。
東京で友だちと合流し、3人電車で揺られること約2時間。いつも新幹線や電車で行くときは素通りしている熱海に初上陸です。
まずは荷物を置くためにお宿へ。
チェックインの時間よりだいぶ前だったのでお部屋には入れませんでしたが、受付の人が熱海の観光マップをくれました。特にどこに行くかという予定がなかったので助かりました。
お宿は海水浴のできる海岸や熱海銀座に近いところにあったので周辺をぶらぶら。MOA美術館なども立ち寄って熱海を満喫しました。
清潔感もあり大満足のお部屋
日も暮れはじめ、観光の疲れを癒すためにお部屋へ。
まずは女将さんが私たちをお出迎え。今回私たちのお部屋を担当してくださったのが、女将歴十数年のベテランおばあちゃんです。元々このホテルの本家で女将をされていたそうです。
「どこから来ましたか?」のお話からはじまり、場を和ませてくださいました。
上の階に上がるのに、お部屋とエレベータがあるのですが、「勝負をしましょう」と女将さんからの提案が。
女将さんとおつきのスタッフが私たちの荷物を持って階段をとことこ。
年齢的に考えれば私たちが階段を使うべきなのですが、そこはお宿なのでというところ。
気さくな感じがすごく良かったです。
お部屋に入ると、「みかんの木」にちなんで柑橘類の部屋名がついていました。またお宿の服もみかんの色を連想する黄色地に緑の水玉模様になっていました。設定から徹底していますね。
ちなみに今回のお部屋は八朔です。
お部屋はオーソドックスな和室です。3人での宿泊でしたが、十分な広さです。消毒液や空気清浄機などもついていて感染対策もバッチリです。
床の間には小さなテレビとお花が。ちょっとしたお花がお宿の雰囲気を華やかにしてくれます。
また写真には撮れていないですが、広縁もあります。窓から海が見える、ということはなかったですが、全体的に清潔感もあり大満足です。
夕食までの時間は備え付けのお菓子とお茶をまったりと楽しみました。
あとは晩酌用のお酒を買いに町へとぶらぶら。熱海の温泉街のど真ん中なので、色々お店がありました。近くにコンビニもあったので、ちょっとしたお買い物にも便利でした。
『熱海温泉 湯宿 みかんの木』の夕食のお料理はお部屋食で
いよいよお待ちかねの夕食!
お部屋食ということもありテンションがアゲアゲです!
先ほどの女将さんか料理の説明をしていただきました。
前菜のいろどりもさることながら、やはりひときわ目を引くのがアジのお造りです!
尾頭付きのアジは、近くで獲れた新鮮なモノ。
お宿でも力を入れている一品だそうです。
食前酒をグビっと飲みながら一品一品を堪能します。
続いて山の幸として地元の豚とお野菜のせいろ蒸しです。
蒸されることで素材の甘味がしっかり出ています。
そしてメインはなんといってもこの立派な金目鯛の煮つけ!
この大きさの金目鯛は初めて!というぐらいの大きさでした!
身がほろほろとほぐれます。非常にお上品な味付けです。
また絶品なのはなんと言っても目玉!!!
プルプルで透き通っています。金目鯛はなんと言っても目玉がご馳走ですね。
美味しい料理にはなんといっても美味しいお酒!
お供のお酒は「あたみ」です。熱海旅行にもってこいのお酒です。
お酒も相まってお箸が進みます。
日本酒に飽き足らずビールも。
実は先ほどのお造りのアジの骨。唐揚げにしてもらいました!(こちらも写真を撮り忘れてしまいました。)。ちょっぴり嬉しいサービス。魚の骨って揚げるとおいしいですよね。
揚げ物にはビールが合いますね。
日本酒にビールも飲んでほろ酔い気分です。
食後に夜の海をお散歩
たくさん食べておなかがいっぱいになると、少し運動をしたくなります。
近くが海岸だったので、夜の海にお散歩に行きました。
夏の昼間は海水浴をする人でごった返していましたが、夜は自分たち以外文字通り誰もません。
ほろ酔い気分で海風を浴びながら夜の海を歩くのは非常に気持ちが良かったです。
温泉は露天風呂と内湯でいいお湯でした
お風呂は内湯と露天風呂が2つです。コンパクトでしたが、温泉を楽しむのには十分な大きさです。
少し遅い時間に入ったので、同行の男3人で貸し切り状態です。
江戸時代から高貴な人の湯として使われた熱海の温泉は、その名の通りいいお湯でした。
風呂上がりもぽかぽかと温かさが続きました。
今回は疲れていたのと、時間的に厳しかったので行かなかったのですが、姉妹館の方のお風呂も入りに行けたみたいです。そちらの方はまた機会があれば行きたいな、と思いました。
お部屋でゆっくりくつろぎの時間
お部屋での楽しみもたくさんあります。遊び道具のレンタルも充実していました。
我々はフロントで将棋盤を借り、買ってきたお酒を飲みながら数局指しました。
程よくお酒が回り、眠たくなったところでお布団へ。
お布団もお風呂に行っている間に女将が敷いてくれていました。
まさに至れり尽くせりという感じです。
夏で昼間に体力を使っていたこともあり、ぐっすりと眠れました。
朝食も手抜きのない豪華さ!
まだ眠気が残っている中、モーニングコールで一日がスタートです。
みかんの木は朝食もお部屋食です。女将さんがお部屋に来て「おはようございます。よく眠れましたか?」という挨拶とともに布団をあげに来てくれました。
その間せっかく温泉宿に泊まりにきたわけだし、朝風呂にでも行くか。
やはり朝風呂は夜のお風呂とまた違う良さがあります。
朝風呂で眠気を飛ばしてお部屋に戻るとびっくり!
部屋に戻ると朝食にびっくり!
朝からいただく品数じゃないです!干物の陶板焼きにお手製の湯豆腐。他にも小鉢がたくさん!炊き立てのご飯もお代わり自由でした。
だいたいお宿の朝食はビュフェ形式かシャケと漬物とごはんというイメージですが、あまりの豪華さにびっくりしました。
チェックアウトまでの朝の時間
朝食でおなかがいっぱいになったので、チェックアウトの時間までお部屋でゴロゴロ。新しめの畳なので、心奥なく横たわることができます。
チェックアウトの時間が近づいてきたので、フロントに行きました。
フロントには嬉しいことにドリンクのサービスが!
まずはコーヒーで心をリフレッシュした後にマンゴージュース。ちょっとした待ち時間にはちょうどいいですね。
チェックアウトの待ち時間はソファーに座ってくつろいでいました。
待合の外を見てみると、みかんの木が。このみかんの木こそがお宿の名前の由来みたいです。こんなところに一本だけ生えているというのは確かに珍しいですね。
どうやら幸福を呼ぶ縁起物の木だそうです。ちょうど時期だったのか、みかんの実がなっていました。なにかいいことがあればいいな~。
またそれにちなんでみかんの形をしたメッセージカードがありました。書くと願い事がかなうそうなので、書いてみました(何を書いたかは記しませんが笑)。
そうこうしているうちにチェックアウトの手続きも終わりお宿ともお別れです。なんとなく名残惜しさがありました。
熱海温泉 湯宿 みかんの木 ブログ宿泊記まとめ
清潔感あふれるお部屋と、料理のボリュームがあって大満足のお宿でした。
また女将さんをはじめ非常にアットホームなところも良かったです。
さらに温かさを感じたのは、お正月や夏に年賀状や暑中見舞いをくれます。
また何か熱海に行くことがあれば行きたいな、と思うそんなお宿でした。