『エクシブ湯河原離宮』宿泊記ー高級感あふれる離宮ブランドを堪能
今回は温泉にゆっくりと思い「エクシブ湯河原離宮」に訪れてみました。近くには箱根もあり、温泉地として有名な観光地ですよね。
今回はそんな湯河原離宮での旅行体験をまとめさせていただきました。
エクシブ湯河原離宮の紹介
「エクシブ湯河原離宮」はリゾートトラストが運営している会員制のホテルです。全国に約20件ある高級感あふれるホテルが特徴的です。その中でも湯河原は離宮ブランドというものに分類されています。
多くの文豪が愛した名湯・日本の美の粋を集めたホテルをコンセプトにした静かなホテル
海と山に囲まれた美しい街で、明治時代には、
芥川龍之介、夏目漱石、伊藤博文など多くの文豪や著名人の静謐な隠れ家として愛されてきました。
(中略)
日本の美の粋を集めた「エクシブ湯河原離宮」が誕生しました。
エクシブ湯河原離宮公式HP/
といった独自のスタイルに基づいたプライベートなホテルになっております。
一番の注目ポイントはホテルの美しさとお風呂。ぜひこのような点にも注目して「エクシブ湯河原離宮」をお楽しみください。
エクシブ湯河原離宮へ到着
東京から約2時間で、湯河原離宮に到着!小田原厚木道路を降りてすぐ、海が見える国道沿いを走っていると自然とドライブも楽しくなってしまうんですよね。
海を眺めながらドライブをしていると、まもなく「エクシブ湯河原離宮」に到着。
到着して、まず門の佇まいに驚いてしまいました。湯河原離宮を初めて利用する妻は、門前にしてもう委縮してしまうほどの門構えは圧巻です。「ここに1泊できるんだ!」と考えるとくぐるだけで、喜びがこみ上げてしまうようなホテルって、全国でもそうそうないですよね。
車を停めて受付をしようとしたのですが、こちらへどうぞと連れて行かれたのはチェックイン受付ではなく「オーナーズレセプション」という専用の場所。
非オーナーはフロントで立って手続きですが、オーナーはソファで座って、特別待遇でチェックインを行えるようです。
オーナーとなってから初めての記念すべき宿泊だったので、こういったシステムも知らずにいたんです…ちょっとした赤っ恥です。
受付待ちをしていると、スタッフと思しき方が優しく、お喋りや歓迎の挨拶をしてくださいました。
「お客さんを退屈させないためのそういうサービスなのかなぁ。」くらいに思いこんでいました。
ところが、その方に渡された名刺へふと目を通すと、そこには「総支配人」の文字!こんなにも親しげに、わざわざ総支配人の方より、挨拶に出向いていただけるなんて思いもよりません。
今まで知ることのなかった「オーナー権」の特典に驚嘆いたしました…。
お部屋到着
チェックインを済ませ、さっそくお部屋へ向かいます。
廊下や装飾品が美しく、ただお部屋に向かっているだけで、私も妻も目をキョロキョロ。プライベートな高級ホテルで、庶民感を丸出しにしてしまいました…。
そして、お部屋に到着。
なんと湯河原離宮の中でも、より広い客室が用意されていました!
私たちが利用したのは、スタンダードグレードタイプ。約50㎡の十分すぎるお部屋です。
「エクシブ湯河原離宮」へ訪れる際には、ぜひチェックイン時間に訪れ、ゆっくりとホテルライフを堪能することをお勧めします。
ホテルの内を散策
ゆっくりしていると動けなくなるほど居心地のいい客室を抜け出して、ホテルの内を散策してみることに。
まず受付。いやぁ本当にきれいです。ここだけでも美術館にいるような気分になるんです。改めてエントランスやレセプションのきれいさにびっくりしました。
その後はロビーラウンジでティータイム。
こちらのラウンジは、ソフトドリンク類はオーナーだと宿泊中は何度も無料で利用できるんです。(アルコール類や食事は有料)ゆったりとしたティータイムを過ごせます。
そして目の前に広がるのは「エクシブ湯河原離宮」自慢の水庭。この水庭をゆったりと眺めつつ、ラウンジで紅茶を飲める至福のひとときを送りました。
湯めぐりを贅沢に愉しむ温泉
ティータイムを終えて、いったんお部屋に戻った私たち。お次は温泉へ向かいます。
ちなみに今回は温泉でゆったり旅だったので、こちらの温泉も特別な楽しみでした。
こちらも「エクシブ湯河原離宮」の自慢の施設です。
ザ・スパ 至泉の湯の最大の特徴は、なんと言ってもこの地に湧き出る4つの泉質を生かした4種の露天風呂。
岩風呂、月見の湯、竹林の湯、壺湯とそれぞれに風情のある露天風呂の湯めぐりをお楽しみになれます。
四季折々の自然の風景と湯河原の名湯を心ゆくまでご堪能ください。
エクシブ湯河原離宮公式HP/
温泉には、サウナもあります。
たっぷり利用させていただいました。私もしっかりサウナで温まったあとに、露天でゆっくり涼むという楽しみ方もできます。
私が個人的に嬉しかったのは全てのお湯が40℃にならないくらいの温度に設定されていたことです。
ときどき、温泉宿に行っても数分で熱くて上がってしまい、残念な思いをする時があります。しかし有り難くも今回はそういうことは一切ありませんでした。
おかげで素敵な温泉にゆっくり浸かって、普段とは格別に違う温泉をゆったりと満喫することができました。
格別なディナー
鉄板焼きコースを楽しむ日本料理を今回は利用させていただきました。目の前で焼いてくれるような鉄板コース料理をいただくのは、私も妻も初めて。
この鉄板のお料理という高級感に、もうそれだけで気持ちが高揚してしまいました。
湯河原は山も海も近くにある土地柄。そのためコースにも湯河原の山と海の幸、両方が楽しめます。
山の幸として、野菜のセイロ蒸し。
それぞれのお野菜の味がお互いを引き立てあっています。
海の幸からは、オマール海老の香草蒸しやホタテ貝柱のソテーといった新鮮な魚介。
これらの料理を目の前で調理してくれるんです。いやっもう最高ですよね。
そして鉄板焼きといえば、やはりお肉。
なんと、黒毛和牛のロースステーキをいただきます!
格別に美味しかったです。
油も肉質も最高。「おかわりっ!」と思わず口に出そう。
調味料も多彩で、何を付けて食べようか毎回悩んでしまいます。
私の個人的なおすすめは、ガーリックチップとワサビ。
ガーリックチップは言わずもがなの一品で、お肉のうまさとガーリックの香りが最高においしさ。お肉一切れに2~3枚をぜいたくに乗せてお口へ。
そして意外性のわさび。
このわさびは、風味をよくしてくれる一方、わさび特有の辛みやツンとする感じが本当にない。これが本わさびの特徴のようです。
そのあと、〆としてガーリックライスとデザートをいただき、本当に満足な夕食でした。
それぞれ料理を愉しみつつ、1品1品の料理の解説やエクシブホテルのことを教わったりと、会話も楽しめます。ゆっくりと鉄板コースディナーを楽しむことができました。
夜のひととき
最高のディナーをいただいたあと、私たちは再度ラウンジへ訪れ、ゆっくりとコーヒーをいただきました。
昼間とはまた一味変わった水庭を眺めながら、ディナーのおいしさに浸るようなゆっくりとした時間でした。何もかもがゆっくりで幸せです…。
まとめ
今回は「エクシブ湯河原離宮」についてまとめさせていただきました。
「エクシブ湯河原離宮」は他のエクシブとは違い、離宮ブランドといわれている1つでとにかくゆったり過ごすのに適したホテルです。
普段と違った景色やお部屋、そしてお風呂やご飯。
ひたすらゆっくりリラックスする。
日頃の疲れを癒して、日常感を捨てるのにもってこいです。
現在のいろいろと窮屈な世の中ではぜひ利用していただきたいホテルの1つです。