「白馬のオーベルジュ レストラン&ホテル トロイメライ」宿泊記ー木々のなかに佇む憧れの洋館で本格的フレンチ。何もかもが初体験のおしゃれな時間。
長野県の白馬は西側に迫る白馬三山が印象的な街。
冬はもちろん雪に覆われますが、5月ごろや初冬に稜線が雪に覆われた山々を望むのも楽しみの一つと言えるでしょう。
そんな白馬は北部が八方尾根へのロープウエイの乗り口もあるにぎやかな街で、旅館やホテルも並んでいます。
すこし南に行くとペンション街がひろがり、さらに南は軽井沢のような木立のなかに佇む別荘エリアです。
トロイメライはそんな別荘エリアの中に威容を放っています。
- お宿での実体験を書きました
- 何もかもが初体験のおしゃれな時間。木立のなかの清々しい空気の中での朝食。コーヒーとオレンジジュースとクロワッサン・パン。「なんだパンだけか」とあなどることなかれ。今まで食べたことないような美味しいものでした。
- 記事の最後にはお宿のSNS口コミも!
初めてのトロイメライとの出会い
以前に白馬のペンションを訪れた時のこと。道がわからず、だんだん暗くなっていき、車をゆっくり走らせていました。
すると突然、木々の間から窓の明かりがほんのり見える三角屋根の大きな洋館があったのです。まさかこの威容を放つ建物が探しているペンションかと思い期待を込めて近づきましたが、違っていました。
さらに探して本来のペンションを見つけましたが、あの姿が頭の中に残り、あんな所また来てみたいと気になっていました。
しばらくして親戚から「ここ素敵だから行ってみたら」と〈トロイメライ〉を勧められ、白馬に向かい、ホテルに到着して驚きました。
ひょっとして昔、道を間違ってさまよっていた時に目の前に現れた、あの洋館ではないのか。
記憶をたどって付近を散策すると、以前に行ったペンションがあり、あの憧れの洋館だったことが判明。感動の瞬間でした。
チェックイン
トロイメライは木々のなかに佇んでいます。
車を林の中に止めて玄関に向かいました。
宿泊者は数組のようで、他のお客様は見当たらず、純洋風の応接に座りながらチェックイン。その後部屋に通されました。
廊下がまたおしゃれで、ハリーポッターの一場面のようです。
お部屋
このホテル独特の三角の屋根がそのまま部屋の内装にも影響し、とんがり天井になっていました。
こちらの部屋はテレビもあり、リビングスペースとなっています。寝室は廊下を通って奥にあり、その途中に洗面、トイレがありました。
部屋の壁のクロスは洋館っぽく花柄模様。カーテンも洋館風でした。
天然温泉
トロイメライは「オーベルジュ」です。オーベルジュとは宿泊できるレストランで、日本風に言えば料理旅館のこと。
メインの料理の他はサブでお風呂も簡易なものかと思いきや、天然温泉で立派な半露天風呂でした。
大浴場ではなく鍵をして入る貸切風呂です。
5人ぐらいまでは入れる大きな浴槽。ちなみに源泉は「白馬かたくり温泉」で、泉質は単純温泉です。
夕食
いよいよメインの夕食です。
広々した食堂の一番奥のテーブルに通されました。しばし待つと、シャキッとした本格的ウエイターが登場。ホテルのオーナーと勘違いするほど貫禄がありました。
話巧みに飲み物を案内してくれます。ワインのメニューを見せてくれるのですが、字が小さくて見えません。すると「今日の料理におすすめのワインはこれです。」と持ってこられました。
こちらもめんどくさいし、カッコつけたいので「それでいい」と言ってしまいましたが、少々お高めな8000円のワインでした。
後日ワインに詳しい友人に聞くと「このパターンは普通で、言われた通りすると高いワインを飲まされますよ。」と言われました。カッコ悪くても、ちゃんとメニューを見せてもらい、値段も聞いて自分で決めた方がいいそうです。
料理は本格的なフレンチ。
メインは鴨肉でした。少々高額にはなりますが、オプションで牛肉に変更可。
スープ、前菜、白身魚、鴨肉、デザートとフルコースでした。
チェックインの時のアンケートに記念日を書くところがありましたので自らの誕生日であることを書くと、ちゃんとデザートに「Happy birthday」と書かれたケーキが出てきました。
気さくなオーナーとウエイターさんとの小話
またチェックイン時のアンケートで紹介者の欄に親戚の名前を書いたところ、このホテルのお得意さんだったようです。
夕食後に「お知り合いでしたらこのバーで飲みませんか。私と一緒に飲めば無料です。」とオーナーに言われました。今回は遠慮しましたが、なかなか気さくなオーナーです。
ウエイターさんも非常に話好きで「信州の蕎麦屋はほとんど制覇した。」というので、おすすめの蕎麦屋を聞きました。
松本郊外の「曽良」がいいというので、翌日訪れたら、古民家風の感動の蕎麦屋でした。その他にいろいろ知ってそうです。
朝食
夕食の時に明日の朝食を屋外(庭)でするか、屋内でするか聞かれたので、思い切って外を選択しました。
翌日は意外にも全てのお客がお庭での朝食でした。
木立のなかの清々しい空気の中での朝食。こんなのは初めてなので感動しました。
しかもコーヒーとオレンジジュースとクロワッサン・パンだけの本格的なコンチネンタルブレックファーストです。
「なんだパンだけか」とあなどることなかれ。このクロワッサンが、今まで食べたことないような美味しいものでした。美味しく満腹になりました。
まとめ
憧れだったトロイメライで過ごしたひとときは、何もかもが初体験のおしゃれな時間。
決して超豪華ではありませんが、気品のあるオーベルジュでした。おすすめです。
白馬かたくり温泉 白馬のオーベルジュ・レストラン&ホテル トロイメライ について
長野県の白馬は西側に迫る白馬三山が印象的な街。
冬はもちろん雪に覆われますが、5月ごろや初冬に稜線が雪に覆われた山々を望むのも楽しみの一つと言えるでしょう。
そんな白馬は北部が八方尾根へのロープウエイの乗り口もあるにぎやかな街で、旅館やホテルも並んでいます。
すこし南に行くとペンション街がひろがり、さらに南は軽井沢のような木立のなかに佇む別荘エリアです。
三角屋根の大きな洋館トロイメライはそんな別荘エリアの中に威容を放っています。
トロイメライは〈オーベルジュ〉です。オーベルジュとは日本風に言えば料理旅館で、宿泊できるレストランのこと。
ミシュランの星を持つシェフから受け継いだ、本物のフレンチが楽しめます。本場フランスから取り寄せられた高級食材、自家菜園や地元食材・日本全国選ばれた食材で作る料理の数々、こだわりのワインを堪能できます。
客室は
お風呂は天然温泉で、鍵をして入る貸切風呂になっています。半露天風呂で5人ぐらい入れるほどの立派な大きさです。源泉は「白馬かたくり温泉」で、泉質は単純温泉です。