『下呂温泉 水明館』宿泊記ー5つ星ホテルを十二分に堪能できました!
日本三名泉の一つである、岐阜県の下呂温泉。
その下呂温泉の中でも、この『水明館』に泊まらないと下呂温泉は語れません。
ベスト温泉宿ランキング100で見事1位に輝いた実績があり、あの上皇様も足繁く通う、人気宿です!!
- お宿での実体験を書きました
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日本三名泉の一つである、岐阜県の下呂温泉。
創業約90年と伝統ある老舗の旅館で、敷地内の広さはなんと
1万平方メートル!
東京ドームのグラウンドと同じぐらいの広さですね(笑)
5つ星ホテルで高い満足度を誇る水明館に、宿泊してきた思い出を記させて頂きます。
到着〜チェックイン
年末押し迫る12月。地元の友達と毎年恒例になっている年越し旅行。
「今年は温泉入って宿でゆっくりしたい」
という案が複数募り、それなら
下呂温泉の水明館でしょ!!
と私が独断で決めて、年末旅行の行き先は下呂温泉のある、岐阜県に決定!
私と友達を含んだ5人で車を走らせ、いざ岐阜の観光へ!
観光を十二分に堪能し、飛騨高山から約1時間程移動し、今回のメインである下呂温泉にようやく到着!!
下呂温泉の街並みを探索したい気持ちを押し殺して、宿泊先である水明館へ。
「え、やば!! こんなええとこ泊まんの!?」
と水明館の外観を目にし、興奮が抑えきれていない友達たち。
私はすでに、何度も泊まりに来たことがあるリピーターで友達たちの反応を見て、したり顔(笑)
車を停めて、いざ入館!
ホテルの中に入ると、広すぎるロビーが広がっていて、一同は驚愕。
ロビーから見える日本庭園がまさに絶景でした!!ずっと見ときたいと感じるほどの景観に惚れ惚れしちゃいます。
庭園だけではなく、ロビーは高級感に溢れていました。
日本庭園の良さに、騒いでいる友達たちをよそに私は一人フロントにて、チェックインを済まし、いざ客室へ!
客室は創業90年の老舗と思えない清潔感
水明館は4つの館で分類されていて、【臨川閣】【青嵐荘】【飛泉閣】【山水閣】とランク分されています。
左から順にグレードが高く、上皇さまが宿泊されるのは勿論【臨川閣】の貴賓室でなんと一泊で
40万!!
おい! 税金! と思ってしまうのは私だけではないはず(笑)
私たちがそんな豪華絢爛な客室に泊まれるはずがなく、案内されたのは【山水閣】のお部屋でした。
5人という人数なので、広めの部屋を用意してくれていたのです。
2階なので、客室からの景観はお察し・・・。
しかし、創業90年の老舗と思えない程の清潔感!
長い移動で疲れていたのか、少し部屋でゆったりとくつろぎました。
すると、ここで三択の案がでました。
「さっそく温泉に行く」
「館内を散策する」
「温泉街に繰り出す」
満場一致で温泉に決定(笑)
そうと決まれば、スグに浴衣に着替え、いざ今回のメインである温泉へ!!
露天風呂&展望風呂では下呂温泉の街並みや飛騨の山々が一望
大浴場も4つあり、最初は同じ館内にある【山水閣】の1階にある野天風呂へと足を運びました。
念願の下呂温泉の湯にようやく浸かることができて、一同思わず
「あぁ〜」と声が漏れちゃいました(笑)
この温泉のおかげで先程までの移動疲れが嘘のように、身体の汚れと一緒に飛んで行きました。
これだけでは満足仕切れない私たちは、次に【飛泉閣】の9階にある展望風呂へ!
残念ながら、ここの撮影はできていなく、写真のご紹介はできないのですが・・・。
展望風呂は露天こそはないですが、一面ガラス張りの窓からは下呂温泉の街並みや飛騨の山々が一望でき、野天風呂とはまた違った魅力を体感できました!
流石に続けての最上質な温泉に浸かったことで、腹いっぱいならぬ、肌いっぱいです(笑)
客室に戻り、美人の湯でツルツルに生まれ変わった自分の肌に感激していると、時刻はもう夕食の時間!!
水明館の夕食のお料理といえばやはり飛騨牛!
食事会場も複数ありますが、今回は部屋食に!
部屋食は良いですよね〜。
部屋でくつろいでいるだけで、ご飯を持ってきてくれるのですから(笑)
そして、温泉の次に楽しみだった豪華夕食がついに運ばれてきます!
岐阜といえば、やはり飛騨牛!!
A5ランクの和牛をふんだんに使用した飛騨牛づくしの懐石料理!
これを食べたいがために、部屋のランクを抑えました(笑)
- 飛騨牛はりはり鍋
- 先付けと前菜【かにといくらのジュレ掛け飛騨牛握り】
- お造り
- 飛騨牛柔らか煮
- 飛騨牛 朴葉味噌
- 鰆の酒味噌庵焼き
- 御飯、赤出汁、香の物
- デザート【林檎甲州煮、ヨーグルトムース】
とどれもかしこも美味しすぎました・・・。
特に飛騨牛 朴葉味噌が絶品でした!!
あまり馴染みのない味付けでしたが、朴葉味噌が飛騨牛の油と中和することで、まろやかになり、いつもとは違うお肉の食べ方なので新鮮で、朴葉味噌の虜になりました・・・。
もう車の運転を賭けた、じゃんけんが催されることなく、気兼ねなくお酒も飲めます。
じゃんけんに負けまくり、フラストレーションが溜まっていた私は浴びるようにビールを飲みまくり(笑)
「まだ飲むの・・・?」
とお酒を運んできてくれる中居さんの表情がそう語っているが、もう時期はやがてお正月、誰にも文句なんて言わせません!
流石に瓶ビールの山を築いていたことに気づいた時は、やりすぎたと思いしました(笑)
温泉街を散策するのも楽し♪
2時間近くの会食が終わり、それからの行動は三者三様。
寝るものもいれば、まだ行ってない大浴場に行くもの、温泉街を散策するものと別れました。
私は温泉街の散策に行きました。
寒がりな私は浴衣から、しっかりとした防寒着に着替え、街へ繰り出す。
夜の下呂温泉は昼間に見た街並みと打って変わり、妖艶な雰囲気を感じました(笑)ライトの色が普通がそう感じさせているのでしょうか?
3人で街を散策するが、年末ということもあり、お店は全然やっていない・・・。
あわよくば、女の子がいるお店に行きたかったのですが、ほとんど閉まっていました。
唯一、空いていたお店はマダムが営むお店。
扉を開けては、スグにそっと閉じしました(笑)
怪しげな射的の店で少し遊んだり、カエル神社でカエルの声にビビらされ、寒さも相まり早々に撤退。
旅館に戻り、冷えた身体を温泉で温めようと思っていたのですが、綺麗に敷かれた布団に寝転がり、一度ゆっくりしたのが最後。
布団の魔力に吸い込まれ、そのまま夢の世界へと墜ち、一日が終了しました。
朝風呂からの朝食も堪能
旅行の時って何故か早く起きてしまいませんか?(笑)
慣れない寝具のせいか、または修学旅行みたく興奮しているのか、6時前には目が醒めてしまいました。
しかし、早起きは三文の徳! 昨晩に行こうとしていた【臨川閣】の3階にある大浴場、下留の湯へ!!
まだ寝ている友達たちをよそに、私一人でそそくさとお風呂の準備をしていると、2人が起きてきたので、朝風呂に誘うと間髪入れずに『YES』との返事(笑)
下留の湯
下留の湯へと向かうと、朝風呂を考えていたのは私たちだけではなく、他の人も結構いました。
仕方ないことではありますが、やはり人が少ない方がいいですよね〜。
思っていたよりも人が結構いて、驚きました。
人がいるので当然、写真は撮ることが叶いませんでした・・・。
下留の湯は中に入ると同時にヒノキの香りが漂っていたのが、印象的です。
天井に壁や柱、もちろんヒノキ風呂もあり、身体と心を同時に癒してくれます。
露天はありませんが、窓から日本庭園を一望できました!
そこから見る日本庭園は雪化粧で白く彩られ、神秘的で何よりも変えがたい絶景でした!!
温泉に浸かりながら見る景色は、なぜか普段見る景色よりも3割増しに感じます。
やはり写真を撮りたかった〜〜 悔やまれますね。
温泉を十分に堪能し、朝からご満悦で部屋に戻る際に、あるものを見つけました。
来るときはエスカレーターが上りだったので気付きませんでしたが、降る前に気づきました。
美人の湯ということで、この絵を飾っているのでしょうか?
インパクトが凄くて、かなりの存在感を放っていました(笑)
朝食
部屋に戻り、少しゆっくりすると、時刻もう朝食の時間!!
朝食は部屋食はないので、食事会場に向かいます。
やはり朝ごはんは、これぐらいが丁度いいですよね〜
「朝食も飛騨牛でやんかな〜♪」
と友達が期待を膨らませていましたが、朝からA5ランクの肉は重い!(笑)
ペロッとたいらげて、部屋に戻り、もう一度温泉!
と行きたいとこでしたが、次の観光があり、チェックアウトの時間よりも早く、名残り惜しくも水明館を後にしました・・・。
下呂温泉 水明館 ブログ宿泊記まとめ
水明館は下呂温泉に行くのなら、絶対に泊まって欲しい宿です!!
下呂温泉に行ってここに泊まらないなんて、損すること間違いなしです!
5つ星ホテルですが、部屋さえこだわらなけば、案外安価で泊まることが可能ですし、部屋なんて気にならないぐらいに、温泉と食事だけで十二分に堪能できました。
老舗なので、設備の老朽化は目立ちますが、それ以上の魅力がある旅館です。
館内の中は本当に広く、館内ツアー(所有時間1時間)やイベントがたくさんあるので、1度行っただけでは、水明館の良いところを全て知れません!
断言します! ここに一度でも宿泊すればリピートすること間違いないと・・・!
下呂温泉 水明館 について
昭和7年開業、飛騨川沿いに建つ水明館は4館からなり、天皇陛下や総理大臣となだたる著名人が訪れている宿となります。
水明館の温泉は種類が豊富で、一面ガラス張りと下呂温泉の街並みを見渡せる展望大浴場、岩と緑に囲まれた野天風呂、檜にこだわった下留の湯、他にもサウナや岩盤浴などあらゆる温泉を楽しむことができます。
お部屋は、奇数屋造り、和室、天皇陛下が宿泊された露天風呂付貴賓室など館ごとにお部屋のタイプは様々です。
料理は自然に恵まれている飛騨地方ならではの山菜や海の幸、ジビエ、飛騨牛など岐阜産にこだわった食材を使用しています。
日本料理はもちろんのことフレンチ、中国料理、洋食と選べ、お部屋食に変更することも可能です。
日本の旅館を味わいたい、のんびりと過ごしたい方にはおすすめ。ご夫婦やご家族で訪れたい宿となります。