『あたみ石亭』宿泊記ー特別感、接客、お食事、どれをとっても一級品でした
今回は中学時代の旧友とのおこもり女子会を開催しました。
我々の旅行のテーマは毎度「宿を満喫&お酒とご飯を堪能&限りなくダラケる!!」なので、今回もゆっくりとおこもりしながら、非日常を楽しめそう『あたみ石亭』さんを予約しました!
お酒好きの2人なので、昼間から熱海でビール飲んでほろ酔いになりながら、いざ旅館へ。
- お宿での実体験を書きました
- 「宿を満喫&お酒とご飯を堪能&限りなくダラケる!!」をテーマにおこもり女子会。二階建ての豪勢なお部屋に大興奮!最高のおこもり旅でした。
- 記事の最後にはお宿のSNS口コミも!
到着〜チェックイン
あたみ石亭さんは、熱海駅からタクシーで7分程度のところにあります。最寄駅としては来宮駅です。
数寄屋作りの玄関で、さっそく和を感じられました。たくさんのスタッフの方にお出迎えしていただき、ロビーへ。
玄関の見た目とは異なり、ロビーは漆黒のタイルが敷き詰められ、和洋折衷を織りなしています。
到着後すぐチェックイン手続きをしていもらい、スムーズにお部屋へ案内していただきました。
今回は貴賓室の一つである【湯ヶ島】というお部屋を予約しています。
湯ヶ島までにあった光景です。
館内は石畳になっており、灯籠や庭木も丁寧に管理されていて、上質な和の空間が演出されていました。
館内はとても奥に深いのですが、ありがたいことにロビー・ラウンジの近くにお部屋があり、すぐに荷物を置けました笑
庭園散策・露天風呂「御神木の湯」を満喫
一度くつろいでしまうと、もう2度と動けなさそうだったので、お部屋の説明を受けたらすぐ露天風呂に向かいました。
庭園は思ったよりも奥深く広がっていました。鯉のいる池や石橋などがありおしゃれな雰囲気。
今回は伺わなかったのですが、奥の方に日本茶café【千月庵】もあるようです。
また奥の奥には、桜岡茶寮とよばれる、露天風呂客室・部屋食プランの別邸にもつながっていました。
婦人用の露天風呂は【御神木の湯】というお風呂で、パワーストーンと呼ばれる翡翠石を浴槽に使った熱海の源泉湯です。
下の写真の奥にある丸い浴槽が翡翠石をくり抜いた浴槽だそうです。
手前の大きい露天風呂は青石造りのお風呂で、1時間くらい半身浴したり湯船に浸かったり、お風呂を満喫できました。
二階建てのお部屋「湯ヶ島」を満喫
お部屋は二階建てです。今回は友人に下調べから予約をお願いしてたので、豪勢なお部屋に大興奮してしまいました。
一階は居間とクローゼット・お風呂・お庭。2階には寝室がありました。一階にも二階にもトイレがあるのがありがたいです。。
居間にあったお茶菓子です。すぐ食べてしまったので、包装をあけた写真がないのですが(汗)甘さ控えめの小倉餡に栗の餡がたっぷり入った、あたみ石亭のオリジナルのお菓子です。
このお茶菓子は、人気棋士のひふみんこと加藤一二三さんもおすすめの逸品だそうです。「将棋界隈では割と有名な代物。」と一緒に行った将棋ファンの友達が言ってました。
優しい味なので緑茶ととても合います。静岡県なのでお茶もとても香り高く美味しかったです。
こちらは館内庭園とは別の、湯ヶ島の専用お庭です。
一つ一つのお部屋にもお庭があるのでしょうか。椿も咲いていて、風情がありました。
冬でしたが、お庭見たさに窓を開けて、ゆっくり時間が流れていくのを楽しめました。
2階のベッドルームです。見晴らしがよく、上から庭園の様子も見られます。テレビもついているので、まったりまったり過ごせます。
お風呂からお部屋に戻って早々、それぞれの時間を過ごしていました。
私は育児により寝不足甚だしかったので、お風呂のあとはすぐ2階へ上がり、夕飯までお昼寝しました。窓を少し開けても静かで、湯上がりに風が気持ちよく、ゆっくり眠れてとっても幸せでした。
あたみ石亭の夕食のお料理
あたみ石亭は夕食もこだわっているということで、期待大でお食事処へ。
献立表には知らない山菜や郷土料理名もありましたが、なんだか全部美味しそう。初めて見るものは特別感があって、やっぱりテンションが上がります。
スタッフの方に伺って、おすすめの日本酒もたくさん頼みました。
特に美味しかったものをご紹介します。
焼き物の子持ち鮎です。見るからに身がぎっしりしてるのが、わかります。
頭以外は全部食べました!骨まで柔らかく、ほろっほろです。皮はパリッと中はしっとりの焼き加減は、こういうところでしか食べられないですよね。
朴葉の葉に乗っているので、朴葉の独特の香りが食欲をそそります。これがまた日本酒にも合うんですよね! 贅沢な一品でした。
お茄子と富士ますの豆乳あんの煮物。
家庭では真似できない優しい味に、ほろほろのマス、とろっとろのナスが最高でした。
日本酒が、さらにさらに進みます。
お麩もキノコも大好きなので、秒でなくなりました。優しい味なのに、山椒が入っているのでピリッとあと味がしまるのが、また堪りません!
おかわりしたいレベルの一品でした。
酢の物ですかね、止肴の一品です。これまた酒飲みの大好物、あん肝。
ここにきてあん肝はくどいかなって思いましたが、酢で〆てあるので、重さなんて感じずにほぼ飲みました。お口さっぱりしつつも、やっぱり濃厚で美味しくて、自然とにやけてしまいました。
ほかの料理も、もちろんどれも美味しかったです。新鮮なお刺身から手の込んだ小鉢。ご飯はなんと、海老の緑茶おこわでした。
最後はもうお腹パンパンだったのですが、どれも美味すぎて気合いで食べ切りました!笑
ここまでで、2人で日本酒5合呑んでます。部屋にもたくさん酒があったのでセーブしてたのですが、やっぱ呑んでしまいました。幸せでした。
お部屋でゴロゴロタイム
夕食を食べたら、もうお腹が苦しすぎて動けません。
友人は再度露天風呂へ行ったのですが、私はお部屋のお風呂で済ませました。
こちらがお部屋のお風呂。
露天風呂ではありませんが内風呂の温泉です。石造りの重厚な感じで、少し熱めのお湯がはってありました。
キンキンに冷えたビールが待っているので、しっかり体を温めました。
お部屋の冷蔵庫には、アルコールやみかんジュースが入っています。アルコール類は瓶ビールが2本に酎ハイが4本あり、全部お持ち帰りOKとのことで、遠慮なく全部いただきました^_^
そして、愉しい晩酌タイムです。
お風呂上がりのビールの美味しさったらもう!笑
しばらく2人で晩酌したら、またそれぞれの時間を過ごしていました。
私はほろ酔い気分で2階に上がり、久々に音楽番組をゆっくり見つつ、自分の好きなタイミングで泥のように眠りました。
これぞ真の贅沢って感じが至高でした。
丁寧につくられた朝食に満足!
おはようございます、朝です。
ぐっすり眠れました。ちゅんちゅんと鳥が鳴く声で起きるという、素敵目覚ましで起床です。
朝から熱海で買ってきていた地ビールを寝起きの一杯に飲みつつ、縁側で風にあたって寝ぼけた体を起こし、いざ朝食会場へ!
朝食は、自然な食欲をそそるように、やや濃く味付けされているようでしたが、濃すぎると感じることは全くなかったです。
昨日お腹がはち切れるくらい食べたものは、どこに行ったのか、朝食もきちんと完食しました。
一つ一つは大きくはないですが、品数が多く、いろんな味を楽しめて朝から大満足でした。どれも丁寧に作られていて美味しかったです。
手の込んだ味をたくさん食べたからか、シンプルに新鮮な生野菜のサラダと自家製のドレッシングが、すごく美味しく感じました 笑
朝食の中で1番美味しかったのが、手作り豆腐です。
このお豆腐は味がすごく濃くて口当たり滑らかで、いままで食べたお豆腐の中で1番美味しかったです。ワサビと少しのお塩だけで、ぺろりと食べてしまいました。
朝食もとても満足いくお料理達でした^_^!
チェックアウトまでの少しの時間に、お部屋でお酒を飲みつつ世間話をするという、非日常かつ楽しい時間を過ごすことができました!
あたみ石亭のブログ宿泊記まとめ
お部屋の特別感、接客、お食事。どれをとっても一級品だったと思います。
お宿が旅行プランのメインで計画を立てている方は、ぜひ検討してほしいです!
最高のおこもり旅ができるとおもいます!
あたみ石亭 について
熱海駅から車で7分。約三千坪の石の庭に点在する数寄屋造りの離れが特徴です。
離れは専用庭や客室風呂もある完全プライベート空間です。
夕食には熱海の山海の幸を使った京風懐石や郷土料理が楽しめます。
あたみ石亭のオリジナルのお菓子は、人気棋士のひふみんこと加藤一二三さんもおすすめの逸品。