
『エクシブ鳥羽別邸』宿泊記ー山と海・満天の星降る露天風呂を堪能
エクシブ鳥羽別邸の和モダンで素敵なお庭に感動
今回は、友人2人での女子旅です。
『エクシブ鳥羽別邸』さんに初めてお邪魔しました。
本邸とアネックスは昔からあるようですが、別邸は数年前にできた新しい施設だそうです。
到着してまず目に入るのが、緑が多いお庭。
玄関から和モダンな雰囲気の別邸の建物に向かう途中、綺麗に手入れされた日本庭園を楽しむことができます。
丁度雨上がりの日、緑が青々として一段と美しく色鮮やかに見えました。綺麗に苔が生えた岩、大きな池もあり、すぐそばには海と山。自然をたっぷりと楽しむことができるロケーションに、感激。
周りを見渡すと、庭を散歩するお客さんが沢山いました。フォトジェニックな場所が沢山で、皆さん写真撮影を楽しんでいました。
私たちも、散策しながら記念撮影して、エントランスへ向かいます。
エクシブ鳥羽別邸の自宅のように落ち着けるお部屋
ロビーでチェックインして、すぐにお部屋へ。
入ると、畳の良い香りが漂ってくる和風の作り。横になれるくらい、大きなソファが目に入ります。

寝室にはローベッドが設置してあり、布団が苦手な私はとてもありがたかったです。

そして、ベランダからは、先ほど楽しんだ庭園を見ることができます。
庭を囲むような形で、各部屋が設置されているようです。

ガラス張りのお風呂は、黒と木目を基調とした和モダンな雰囲気。
まるで大浴場のような広々とした浴槽があり、庭を眺めながら入浴を楽しむことができます。

洗面台は2つあるので、朝もそれぞれがゆっくり準備することができるのも、女子旅には嬉しいポイント。
洗面台に椅子が設置してあるのも、メイク時間が長い私にはありがたい点です。
いつかこんな雰囲気の部屋に住んでみたい、と思ってしまうようなお部屋。
やはり日本人には畳ですね。木の温もりも心地良かったです。終始、まるで自宅にいるかのように寛ぐことができました。
愛犬家にも嬉しいお部屋
ちなみに、案内してくれたスタッフの方曰く、愛犬と一緒に泊まることのできるお部屋もあるとのこと。
犬好きの方にはこのホテルは有名らしく、数部屋しかない愛犬同伴ルームは何ヶ月先も予約で一杯だとか。
施設内には、天然芝のドッグランもあるそうです。ドッグランのあるホテル、珍しいですよね。
同行の友人は犬を飼っているので、「次は絶対愛犬同伴ルームに泊まりたい!」と言っていました。
エクシブ鳥羽別邸の夕食の鉄板料理
別邸のレストランが満席のため予約できず、今回の夕食はアネックスの鉄板焼き。
バスで移動し、鉄板焼きのコース料理をいただきます。
カウンター席に着くと、担当してくださるシェフが、名刺で挨拶してくれました。珍しいですよね!丁寧なおもてなしに感動。

地元・三重産の色鮮やかな野菜と、生ハムの前菜プレートからスタートです。
白い大きなお皿に綺麗に盛られた、ピンク色の生ハムと夏野菜たち。繊細な盛り付けに、思わず写真をパチリ。

目の前の鉄板で蒸し焼きにされた、野菜も登場。
茄子に見える紫色の野菜は、お芋。
あっさりとした梅のソースでいただくと、素材の旨味がより一層引き立ちます。

ここで早速、鮑が運ばれて来ました。肝のソースでいただきます。
私は癖のある食材が少し苦手なのですが、一口いただくと思わず「美味しい〜」と感嘆の声を上げてしまいました。
あっさりとしたソースですが、コクがあり、柔らかい鮑とよく合います。添えられたライムを絞ると、また風味が変わり、飽きずに楽しむことができます。
次は白身魚のホワイトソース。ズッキー二などの夏野菜が添えられ、意外にもサラッとした印象のソース。神々しく光るエキストラバージンオイルが贅沢にかけられ、良い香りが鼻から抜けます。

お肉は色々な部位が楽しめるように、何種類かの盛り合わせで出していただきました。
柔らかくてとろける美味しいお肉は、サシが入った黒毛和牛80グラム。
カリカリのガーリックと、わさびがよくマッチします。良い肉には、シンプルな味付けが1番です。
普段はエチケットとして、ニンニクは控えていますが、今回ばかりは全部食べちゃいました♪
同時に提供されたサラダをいただくと、お口サッパリ。フルーツ系のドレッシングが爽やかな印象で、お肉もどんどん食べ進めることができます。もちろん、ばっちり完食です。

最後の締めは、カレーかガーリックライスのどちらかを選ぶことができるそうです。
鉄板焼きの定番、ガーリックライスにしたいけど、カレーライスも捨てがたい。
2人して優柔不断なんです。
どちらにしようか迷っていると、シェフが小声で「今日は特別に、半々でご用意します」とのこと。

ゴロっと大きいお肉が入ったカレーと、鉄板で豪快に仕上げたガーリックライスを、少しずつ出してくれました。
カレーを一口いただくと、大きなお肉がホロっとほどけて、甘い脂がジワっと流れ出します。
ガーリックライスは、真っ黄色の玉子がパラパラのライスと相性抜群。スープにもよく合います。
これがまた、ホッとする優しいお味。シェフの気遣いに感激です。

デザートはモモのコンポート、アイス添え。
半円型のクッキーが乗っていて、立体的な盛り付けが印象的。ラズベリーのソースが華やかで、見た目も楽しませてくれます。
しっかりとしたコース料理の締めに、お腹に溜まりにくいフルーツとアイスは嬉しいです♪
シェフとお話ししながらゆっくりコーヒーをいただき、充実した夕食の時間となりました。
「海の幸」と「山の幸」の両方を楽しむことができるのが魅力の鉄板料理でした。
そして、お皿が凝っていて、オシャレ。高級感があり、和モダンな雰囲気のお皿は、お料理の味をより引き立ててくれます。
おしゃべりなシェフとの会話も、満足度をあげてくれる重要な要素。カウンター席の鉄板料理の醍醐味ですね。
エクシブ鳥羽別邸の星を見ながら楽しむ露天風呂
夕食後は大浴場へ、その名も「天海の湯(あまみのゆ)」。
掛け湯をしてから、まずは内湯に。
広々とした作りで、オーシャンビュー。内湯だけでも満足できるような、贅沢なロケーションです。
露天風呂は、岩に囲まれた作り。
満天の星を望むことができますが、これがもう絶景!
星の煌めきを近くに感じることができ、都会では味わうことのできない景色です。打ちつける波の音が静かに聞こえ、癒しの時間が過ぎていきます。
少しぬるめのお湯加減は、ゆっくり長く浸かりたい私たちにぴったりです。
天然温泉は、ちょっぴりしょっぱい塩味。
アルカリ性の湯質は、肌の角質を滑らかにみずみずしくする効果があるそうです。こんな贅沢な大浴場、なかなか経験することはできません。
翌日の朝も、サッと朝風呂を楽しみました。
早朝だったからか、広いお風呂を2人で独占。
朝は鳥の囀りが聞こえ、爽やかな波の音がなんとも清々しい気持ちにさせてくれ、朝から最高な気分でした。
バスタオルとタオルは、大浴場に用意されているので、部屋からタオルを持って行かなくて良いのも助かります。
エクシブ鳥羽別邸の蟹のお味噌汁が豪華な朝食
朝風呂でさっぱりした私たち、軽快な足取りで朝食会場へ。
館内の日本料理のレストランでいただくのは、和朝食の御膳です。

運ばれてきた瞬間、目に入ったのが蟹のお味噌汁。豪華な海の幸に、朝から気分が上がります♪
まずはお味噌汁を一口。
蟹の出汁がしっかり出ていて、風味豊かな味です。
おかずは、フワッフワの出し巻き玉子や鮭の塩焼き、きんぴらごぼうなどの「ザ・日本の朝食」が並びます。
おかゆには、サツマイモが散らしてあります。
朝から食物繊維たっぷりの食事に大満足。
ボリュームはどちらかと言うと少なめでしたが、この後チェックアウトしてランチの予定があったので、ちょうど良かったです。
エクシブ鳥羽別邸の館内ショップ〜チェックアウト
朝食後、時計を見ると10時。
チェックアウトの11時まで少し時間があるので、館内のショップへ。
洋服や小物など、取扱いは様々あるみたいです。
海外のインポートブランドなども多かったのですが、ここはやはり鳥羽。「真珠のジュエリー」が、沢山並んでいます。
気軽に手が届きそうな価格から、目が飛び出るようなものまで。せっかくだから、と何点か試着。目の保養をさせていただきました。購入はまたの機会に。
ウィンドウショッピングを楽しんだところで、11時の時間ギリギリになり、チェックアウト。
温泉にも2回入り、ホテルステイを十分に楽しむことができました。
エクシブ鳥羽別邸のブログ宿泊記まとめ
エクシブ鳥羽別邸のおすすめポイントは、満天の星降る大浴場「天海の湯(あまみのゆ)」。
都会では味わうことのできない一面に輝く星空を思う存分楽しんで、身体も心もリフレッシュして欲しいと思います。
また、日本庭園も見どころの一つ。
緑溢れる庭を眺めながら、山と海を感じることのできる、珍しいロケーションです。
「美し国」と称される程の美食所である、三重県。
豪勢に鮑を楽しみ、贅沢気分を味わうには持ってこいのお宿です。
高齢の方にも喜ばれそうな雰囲気なので、いつか両親や祖父母と一緒に再び訪れたいと思います。
今まで訪れたエクシブのお宿の中で、かなり上位に位置付けることのできる場所でした。