『ウェスティン都ホテル京都』宿泊記ー少し贅沢でもその価値のあるホテルでした
「一緒にワーケーションしない?」と先輩からお誘いを受け「ウェスティン都ホテル京都」に宿泊してきました。
お部屋はジュニアスイート!
どんな間取りか事前に確認しようと思いましたが、見るまでのお楽しみ…と我慢することにして京都へ向かいました。
京都東山にあるホテルにはJR京都駅からホテルバスで約25分。もちろん無料です。
二人で、どんな部屋だろう?とおしゃべりしていたら、あっという間にホテルに到着。
外観は想像していたよりもかなり大きく、裏にある山もこんなに近くだったのかと驚きました。
- お宿での実体験を書きました
- ジュニアスイートでワーケーション!京都市の文化財にも登録された、滝や樹齢を確認したくなる大きな木もある葵殿庭園は一見の価値ありです。
- 記事の最後にはお宿のSNS口コミも!
まずはアフタヌーンティーへ
まずはチェックイン前にアフタヌーンティーを楽しもうと約束してたので、ホテル内のティーラウンジ「メイフェア」へ向かいました。
ラウンジは2階の奥に位置しています。とても静かで落ち着いた場所で、紅茶とアフタヌーンティーを楽しむことができました。
ショーケースには、おいしそうなケーキも並べられています。宿泊せずとも、季節のケーキを目当てにティーラウンジを利用してみたいなと思いました。
ちなみに飲み物は、紅茶のほかに中国茶もありました。
スタッフさんのご案内にてチェックイン
レセプションで先輩が名前を伝えると「こちらでお手続きいたします」と3階のクラブラウンジへ案内されました。
泊まる部屋のグレードが違うと、チェックインのやり方も違うんですね。初体験です。
クラブラウンジはL字に窓が広くとってあり、少し先に見える山の景色と京都の街を存分に楽しめるようになっていました。
ラウンジの一角には、クッキーや飲み物が自由に手に取れるようになっています。
チェックインを終え、いざお部屋へ。
「私たちでだけで行くのかな?」と思いきや、スタッフの方が部屋まで案内してくれました。
ホテル内にいくつもある庭園のみどころや歴史を教えてもらい、その中の一つの「葵殿(あおいでん)庭園」には絶対行ってみようと思いました。
この庭園は京都市の文化財にも登録されているそうです。ホテル内にそんな庭園があるなんて素敵ですよね。
ジュニアスイートのお部屋!
お部屋に入ってみると「明るい!」と感じました。太陽の光が適度に差し込み、部屋の電気をつけずにそのままくつろぎたくなるような心地良さがありました。
広さも十分で、ベッドまで一体何歩あるんだろう?と思うほど広々しています。
後から知ったのですが、改装の際に二つの部屋を一つに繋げたそうです。どおりで全てがゆったりと配置されているわけですね。
リビングには大きなデスクとソファがあり、お互いのパーソナルスペースをしっかり確保しながら作業できます。
清潔感のあるウォークインクローゼットには、ハンガーをかける場所や引き出しも複数あります。
長期で滞在しても快適に過ごせる造りになっていました。
私たちはたった一泊でしたが、それでも引き出しがあるおかげでバッグをごそごそして荷物を取り出す必要がなく、スムーズに着替えることができました。
そして驚いたのは洗面台。なんと二つもありました。
これなら、気兼ねなく自分のタイミングで使うことができます。広いからこそできることですね。
私は滞在中によく使う基礎化粧品を洗面台に置いておきたいタイプなので、二つあるのはほんとにありがたいです。
バスルームもおしゃれ。今回は使用しませんでしたが天井からのシャワーは体験してみたかったです。
さすが高台にあるホテルです。お部屋からの眺めは、視界を遮る建物もなく開放感がありました。
周辺には平安神宮や京都市動物園などもあり、お部屋から見えるのもまた楽しかったです。
ワーケーションなのでお仕事タイム
今回の目的はワーケーションであるため、お仕事もやっていきます。
先輩がメインデスク、私がソファとテーブルを使い、それぞれパソコン作業をしましたが狭苦しいこともなく快適に仕事をすることができました。
お互い同じタイミングで別々のオンライン会議に参加することになった時にも、部屋の両端に分かれれば問題なく、それぞれの会議で会話することができました。
広さがあるとこんな状況でも問題ないですね。
葵殿庭園を散策
先に一仕事終えた私は、葵殿庭園に行ってみることにしました。
5階に位置する庭園の入口から一歩外へ出てみると、そこにはホテルの中にいるとは思えない程の景色が待っていました。
夕方だったこともあり、夕日が庭園内の木々を照らして幻想的な雰囲気を醸し出しています。
ここがホテルの中であることを忘れるくらい高低差があるところもありました。
庭の中には小さな滝や樹齢を確認したくなるような大きな木もあり、いい意味でギャップを感じる面白い散歩になりました。
この庭園は一見の価値ありです。
クラブラウンジのお料理で夕食に
まだ夕食気分ではない私たちは「クラブラウンジで何かつまみながら飲もう」という話になりました。
夜のクラブラウンジは昼間とは違い、照明も抑えられた大人の雰囲気に変わっていました。
軽食も昼間と比べると種類も増えていて、日本酒やワインなどアルコールもたくさん準備されていました。
充実したおつまみとお酒で、すっかり夕食分のお腹も満たされてしまいました。
SPA 華頂
私たちの次のお楽しみはSPA!
敷地内から引いている天然温泉です。庭園といい、温泉といい、どこまでこのホテルはすごいんだ…。
SPAを利用できるのは、宿泊者とフィットネス会員だけだそう。安心感があるのもいいところですね。
SPA専用のエレベータを使い「華頂」へ。思ったより距離があり、改めてホテルの大きさを実感しました。
入口で履物を預けてさらに進むと、広々とした受付スペースがあります。
ソファもあったので「お風呂上りにここで一息つくのもアリだな」なんて考えていると、ふとそこで気づいたんです。足元が温かいことを!
なんと床暖房が入ってるんです。受付の時点で床暖房がついているのは、さすが高級ホテル内のSPAだなと感心しました。
2021年にできたばかりのSPA内は、清潔感と高級感があり、とても心地よく温泉を楽しめました。
洗い場と内湯が同じフロアにあり、階段を上って半露天風呂に行くという2階建てのような構造も面白かったです。
お風呂をあがった後に髪を乾かすスペースも広く、席の数も十分ありました。
先輩は翌日の朝風呂にも入ったそうで、人も少なく半露天風呂が特に気持ちよかったと話していました。
確かに1回しか入らなかったのは、もったいなかったなと少し後悔しています。
朝食のおばんざいに舌鼓
朝食メニューは、和洋食のビュッフェを選択。
8時前にダイニング「洛空」へ向かうと、既に多くのお客さんでにぎわっていました。
山側の壁一面がガラス張りで、広々とした雰囲気。自然光がたっぷりと入る明るい空間に、さらに食欲も増してきました。
席もたくさんあり、料理の種類や数も豊富です。
パン・和食・洋食・サラダ・フルーツ、ドリンクなど「どれにしよう」と迷ってしまうくらい、どのカテゴリもたくさんあります。
食べたかったけれどお腹いっぱいで諦めたものもありました。
京都らしいものでいうとお豆腐や京野菜を使った「おばんざい」があります。
また好きな材料を選んで作ってもらえるオムレツも人気で、列ができていました。
食事をしながら、ガラス越しに見える景色も素晴らしかったです。クラブラウンジから見える景色は街がメインでしたが「洛空」からは山の緑が楽しめました。
ウェスティン都ホテル京都のブログ宿泊記まとめ
こんな素晴らしい体験ができるなら、頑張って仕事をして、自分でもまた泊まってみたいなと思いました。
歴史ある京都らしさも残しつつ、便利さや綺麗さもあるという両方を叶えてくれる素晴らしいホテルだと思います。
周辺にもたくさん観光地がありますが、ホテル内だけでも十分満足できるほどでした。ホテル自体を楽しむ日を組み込まないと、十分楽しみ切れないかもしれません。
少し贅沢だとしてもその価値のあるホテルだと思います。
ウェスティン都ホテル京都 について
1890年に誕生し、これまでの歴史と伝統を受け継ぎながら”気品ある女王”をコンセプトに2021年4月にグランドリニューアルされ、新しく生まれ変わったホテルです。
緑豊かな東山の高台に位置し、展望に恵まれています。
客室はモダンラグジュアリーで、暖かみのあるデザインです。
宿泊者限定のアクティビティ(無料・有料)が充実しており、茶道や日本酒の酒造ツアーなど、日本を感じられる内容が盛りだくさん。
天然温泉の『SPA 華頂』は宿泊者であれば無料で利用できます。
京都駅から無料の直通バスで20程度の立地も魅力です。