『ホテルうみね』宿泊記ー客室露天風呂から望む月明かりに照らされた別府湾、スイートルームで優雅なひととき
夫と2人で旅行をしてきました。滞在先は、アクセスもしやすい別府の一等地にある『ホテル うみね』 。 「温泉・食事ともに素晴らしい」と口コミを聞いてから、ずっと行きたかった場所でした!
- お宿での実体験を書きました
- 木で作られた湯船はとっても風情がありました。お部屋にこんな立派なお風呂があるなんて嬉しすぎます!
- 記事の最後にはお宿のSNS口コミも!
到着〜チェックイン
ホテルの広い駐車場に車をとめチェックインへ。外観は古く感じるところもありますが、エントランスや館内はとてもきれい。リフォームされたばかりなのかな?という印象です。
ホテルのロビーで真っ先に目に入ったのは、この絶景! 一気にテンションが上がります!
チェックイン手続きの際は、スタッフさんがオシャレなグラスに注がれた冷たいジュースを用意してくれました。8月の暑い日だったので、その心遣いがありがたい……。そしてジュースが美味しい♪
もうこの時点で癒されます。
大分県のブランド魚”関アジ”
そして今回スタッフさんから思いもしないお知らせがありました。
「本日のお食事は『関アジ』の予定でしたが、前日の悪天候により、ご用意できなくなりました……。代わりのものをご用意いたします。申し訳ございません。」
何てこと!『関アジ』と言えば、関サバと並ぶ大分県のブランド魚です。それを食べられないなんて残念…。でも天候のせいならば仕方ありませんね。
少しがっかりしたとき、スタッフさんから思いがけない提案を受けました。
「お値段は今のままで、お部屋を『スイートルーム』に変更させていただきますね」
まさかの、お部屋ランクアップの申し出!もともとはスタンダードルームを予約していたのが、憧れのスイートに泊まれることになるとは、予想外の出来事。
先程までがっかりしていたことも忘れ、素直に「ラッキー」と心の中で大喜びでした。悪天候はホテル側の落ち度ではないのにも関わらず、このような素晴らしいサービスを提供してくれたことにも感激です!
スイートルームのお部屋
案内されたスイートルームを一目見るなり「うわ~~~♪」と大感動! 広くてキレイ! 窓も多く開放的で、まるで海外セレブの家のようです♪
二人で泊まるにはもったいないくらいの広いお部屋で、一気に日ごろの疲れがとれそう。あまりの居心地の良さと高級感に、夫に「こんな部屋に住みたい!」と言ったほどです。
夫も部屋にあるふかふかのソファに寝そべって、「あーずっとここにいたい……」と言っていました(笑)
隣の寝室には広々としたベッドがふたつ。
そして、窓の外に目を向けると・・・
別府湾を一望!眺めがステキです!!
源泉掛け流し半露天風呂
全ての部屋に付いている『源泉掛け流し半露天風呂』も、まさに癒しの空間でステキ! 木で作られた湯船はとっても風情がありました。お部屋にこんな立派なお風呂があるなんて嬉しすぎます!
部屋風呂から海が見える、大胆なつくりになっています。(外からは見えないように工夫もされてました。)
オシャレなアメニティが充実した洗面所(テンションが上がっていたので、少し写真がぶれています^^;) お風呂場も脱衣所も、部屋風呂とは思えないほど広くて高級感がありました。
部屋付き露天風呂&屋上露天風呂
お楽しみの温泉タイム!『部屋付き露天風呂』というのは初めての経験。誰に気を遣う必要もなく、好きなだけゆったりと温泉が楽しめるなんて最高でした!
清潔感あふれる浴場の窓からみえる、月明かりに照らされた別府湾。 まさにそこは、自分だけの空間。なんて贅沢な時間なのでしょう……。温泉の湯加減も最高で、いつまでもここにいたくなるような気持でした。
翌朝に『屋上露天風呂』も行きました。運が良いことに貸し切り状態♪
屋上なので開放感抜群!!朝日を見ながら優雅なひとときを味わいました。無料のマッサージチェアが脱衣所においてあるのも、嬉しいポイントです。
ホテルうみねの夕食のお料理
温泉を楽しんだ後は、お部屋で夕食タイム!温泉から出て待っていたら夕食が出てくるなんて、なんて幸せなのでしょうか♪
メニューはこんな感じでした。もうこのメニューを見ただけでも美味しそう! 「一体どんな料理が出てくるのだろう!」とワクワクしていると、さっそくお食事が運ばれてきました。
まずは食前酒で乾杯。前菜をいただきます。
盛り付けも美しくて、一つ一つが繊細で丁寧な味付けでした。
牡丹鱧の煮物椀。色のバランスも良く、まるで花が開いたような牡丹鱧。ほのかな柚子の香りで、出汁もきいていて、ほっとするようなお味でした。
鯵の姿造と旬なお刺身の盛り合わせ。見てください、この美しい贅沢な盛り付け! お刺身は新鮮で身も引き締まっていました。関アジではありませんが、そんなこと全く気にならないほど絶品です。
鮎の塩焼き。まるで流れる川の中を力強く泳いでいるような鮎の盛り付けに、ただただ感心してしまいました。水の流れをイメージした塩も芸術的! 小さな真っ赤なカニが彩りを添えています。
家でもよく鮎の塩焼きは焼きますが、家庭ではなかなかこうは出来ない……と思うほど身がふっくらとしていて、絶妙な焼き加減でした。味も塩加減がちょうど良くて、香ばしくて美味しかったです!
一通り食事と会話を楽しんだ後、デザートは何かな?とワクワクしていると運ばれてきたのは、
温泉プリンとわらび餅でした♪温泉街ならではのデザートですね。プリンはなめらかで、ほどよい甘さで、プルプルしたわらび餅はよく冷えていて、美味しかったです。
とにかく「料理が全部抜群に美味しい!!!」という印象でした。 あとで調べてみたところ、野菜やお米は『有機農法』で栽培されたものを、契約農家から直接仕入れているそうです。それは通りで美味しいはずです。
食事の時間は大体2時間くらい。料理の量もちょうど良く、味も見た目も最高で、大満足でした。部屋で誰の目も気にすることなく、夫婦二人で美味しい料理を食べられる贅沢な時間・・・本当に幸せでした。
おもてなしの心
スタッフさんの対応も素晴らしいものでした。私たちが食事している間は、スタッフさんは部屋の外に待機し、一品食べ終えるごとに次のお料理を持ってきてくれます。
それがただ運んでくるのではなく、「料理を食べ終え、会話も少しひと段落したタイミング」で持ってきてくました。もう心遣いが完璧なのです!料理の説明も丁寧で、おもてなしの心を感じました。
こうして、その夜は大変良い気分のなか、ふかふかの広いベッドでぐっすり眠りました。
ロビー横の本棚スペース
翌朝は早くに目が覚めました。せっかくなので、前日に気になっていたロビー横の本棚スペースに一人で行ってみました。
おしゃれな家具とコーヒーなどが置いてあります。朝日がサンサンと降り注いでいる空間で、気持ちの良い朝を迎えることが出来ました。
ゆったり過ごした理想の朝食
そのあとは露天風呂に入って、いつのまにか朝食の時間。夕食と同様に朝食も部屋に運んでくれるので、慌てることなく、ゆったりとすごせます♪
朝食はこんなに充実していました!ほかほかご飯、卵焼き、焼き魚、明太子、ほうれん草のお浸し、きんぴらごぼう、みそ汁、お漬物、フルーツ、などなど……。まさに理想の朝ごはんがそのまま出てきたような感じ♪
朝ごはんは、いつもだったら適当に済ませているですが、どれも本当に美味しくて味加減も丁度良く、ゆっくりと味わいながら完食しました。
ゆっくりとチェックアウト
チェックアウトは12時です。名残惜しい気持ちで、広いお部屋でしばらくくつろぎました。「帰りたくないね」「またこんな良いところに泊まれるのかな」「また来たいね」とそんな話を夫と話しました。
チェックアウトはすんなりと終わり、スタッフの皆さんが「どうぞお気をつけていってらっしゃいませ」と丁寧にお見送りしてくれました。
駐車場でも、ほかのスタッフさんが「ありがとうございました。お気をつけていってらっしゃいませ」と言ってくれます。そんな温かいおもてなしに、心がほっこりする気持ちでした。
ホテルうみねのブログ宿泊記まとめ
『ホテルうみね』では、心安らぐ至福のひと時を過ごせました。施設・温泉・料理どれをとってもクオリティが最高で楽しめたし、大満足です!
旅館やホテルに泊まって「全てが大満足!」なんて、なかなか奇跡的なこと。スタッフさんたちの細やかな気遣いや温かいおもてなしも、本当に素晴らしかったです。
別府市は他にもお宿がありますが『ホテルうみね』は別府市の中でもアクセスが良いです。夜に少し飲みに出る、なんてことも出来そうな好立地。
もちろん海が近いので、浜辺を散歩したり夏の花火の時期にもとてもよさそう。ぜひ、また訪れたい場所でした。