『星野リゾート 界 加賀』宿泊記ー加賀の伝統を取り入れた他にない体験が素敵
こんにちは! 皆さんは「星野リゾート」に宿泊したことがありますか?
日本でも有数の高級宿として有名な星野リゾート。そのなかでも本日は私が『星野リゾート 界 加賀』に宿泊した時の感動したポイントをご紹介します。ぜひ最後までゆっくり読んでいってくださいね。
- お宿での実体験を書きました
- 加賀の月うさぎ伝説や加賀棒ほうじ茶・加賀伝統工芸の九谷焼。伝統を多く取り入れた素敵なお宿だったなぁと思います!
- 記事の最後にはお宿のSNS口コミも!
星野リゾート界加賀の美しい外観がお出迎え。
加賀温泉駅からタクシーを15分ほど乗りました。「こちらで到着となります。」18時半ごろにお宿へ到着。
タクシーを降りると、タイムスリップしたかのような風情のある建物が私たちを出迎えてくれました。夕方だったので、ちょうどが建物に灯りがつきはじめています。ワクワクした気持ちで玄関を開けると、木で造られた内観にほっこり。
今回は友人と2人での宿泊です。スタッフさんがお部屋までご案内してくださいました。
伝統工芸&モダン!オンリーワンの客室。
お部屋に入ってみると、広さにびっくり。低めのベッドの空間・ソファの空間に分けられていて、2人で泊まるにはとても広いな、という印象でした。和風の落ち着く雰囲気で、居心地の良さ抜群です。
お部屋の雰囲気の良さの「秘訣」をスタッフさんにうかがったところ、お宿の48部屋全てに「加賀の伝統工芸」をちりばめ和の要素をふんだんに取り入れているとのことでした。
例えば、このベッドの後ろのパネルは加賀友禅をモチーフにして描かれたものなのだそうです。とっても可愛いデザインですよね。
ご厚意であたたかい加賀棒ほうじ茶とお菓子を出してくださり、もちろん残さずいただきました。加賀のほうじ茶は深みがありますね。一口飲んですぐ、お土産で購入して帰ることを決定しました。
洗面台やシャワールームもシンプルでとても雰囲気が良かったです。アメニティも充実していたので「家から持って行かなくてもよかったね!」と、友人と笑い合いました。
嬉しいことに、1人1枚の風呂敷がプレゼントで置いてありました💓 玉と線が繋がっているデザインには「お客様と宿とのご縁がこれからも繋がりますように」という意味が込められているとのこと。
とても素敵な由来ですよね…感動しました。😢 風呂敷に愛着が湧いて、宿に滞在中ずっと肌身離さず持ち歩いていました。
涙なしには読めない…加賀の「月うさぎ」伝説!
お部屋の机に、一冊の本が置いてありました。宿泊日が9月ということで、ちょうどお月見の季節。「加賀の月うさぎ伝説を知っていただきたく本を置かせていただきました。」とスタッフさんからご紹介がありました。
「加賀の月うさぎ伝説ってなんだろう…」聞いてことがなかったので早速読ませていただきました。
”ある日、心優しい男性である徳兵衛が傷ついているウサギを助けてあげました。そのあと、村の稲作が大雨で壊滅寸前になってしまいます。それを見かねたウサギが、あの日の恩返しに満月を輝かせ、そのあと大豊作になったそうです。”
…という涙なしでは読めないお話でした。
さてさて。本を読んでいるうちに、お楽しみの夕食の時間が近づいてきたのでお部屋を急いで出発です。
星野リゾート界加賀の洗練された夕食のお料理
夕食会場は個室になっていて、ゆっくりと食事を楽しめそうです。
綺麗な紙に丁寧に書かれたお献立が置いてありました。箸置きの焼物も加賀の九谷焼で作られたものだそうで、和柄がとても可愛かった… 家に持って帰りたかったです。
さぁ先付けの2品がやってきて、お食事スタート!目でも楽しむことができて、味ももちろん優しいお味でとても美味しかったです。箸が進んですぐになくなってしまいました。
秋ということで松茸の土瓶蒸しをいただきました。香りが良すぎて、ずっと香りを楽しんでいたかったです… 鼻が幸せ。こんなに香りのいい松茸を楽しんだのは初めてというくらいです。途中、すだちを搾ってさっぱりといただきました。
1番驚いたのが、こちらの前菜とお造りです。器と盛り付けが芸術のようでした。
お刺身を醤油と梅ダレでいただいたのですが、初めて梅ダレでお魚を食べました! 梅と魚も合うのですね… さっぱりしていて口の中がすっきり爽やか。(スタッフさんにこれはケチャップですか?と聞いてしまった自分、恥ずかしい。)
前菜も1つ1つが宝石のようで、食べるのがもったいなかったです。目でも楽しみ味でも楽しみました。
ごはんものの最後に出てきた炊き込みごはんです。このご飯もまた、おしゃれで洗練されていました。クコの実、鯛、すだち、などなかなかない組み合わせのものが炊き込まれていて、びっくりです!
ぱくっと一口食べると、こちらも香りが良すぎて思わずニヤニヤしてしまうくらいでした…普段はおかわりしない私ですが、このごはんは3杯も食べました🍚
最後にデザートとして、加賀の棒ほうじ茶とシャーベットがのったプリンがやってきました。シャーベットはほんのりお芋の味がして、こちらも秋を感じました。
最高におしゃれで目でも楽しめる夕食でした…💓
星野リゾート界加賀の大迫力!獅子舞のパフォーマンス!
夕食後には、ロビーで獅子舞のパフォーマンスが始まっていました。獅子舞を間近でみる機会はこれが初めてで、すごい迫力でした。見に来ていた小さいお子さんが、その迫力に泣いてしまっていました。😢
なかなかこの圧倒的な存在感は、現実では味わえないですよね。ちなみに、この獅子舞ひとつひとつが手作りされていて、ものによって少しづつ顔が違うそうです。
パフォーマンスの最後に、獅子舞との記念写真を撮るコーナーがありました。この機会に、写真を撮らせていただきました。確かにお子さんが泣くのも気持ちが分かる気がします… 迫力がすごい。
星野リゾート界加賀で1300年の歴史。山代温泉の源泉を楽しむ。
獅子舞鑑賞も終わり部屋に帰ると、すぐにその足でお風呂へ向かいました。温度もちょうど良く、友人とこの日の余韻に浸りながら1時間くらい入っていました。
ふと壁に目をやると、不思議な可愛い模様になっていました。こちらの内湯の壁も、加賀伝統工芸の九谷焼で作られたものなのだそうで。他には絶対ないデザインだなぁとゆっくり眺めさせていただきました。
入浴し終わってお部屋に帰ると、ふかふかベットが私たちを迎えてくれました… 。このベッドの寝心地が最高で、家に持って帰りたくなりました。😆
星野リゾート界加賀のノスタルジック。早朝のお宿
朝のお宿の外観をパシャリ。夕方のムーディーな雰囲気とはまた違い、朝の雰囲気も明るくて好きだなぁ。
スタッフさんがタクシーを呼んでくださり、7時ごろ早朝に出発させていただきました。もう少しゆっくりいたかったという心残りがあるので、また必ずリピートします!
星野リゾート 界 加賀のブログ宿泊記まとめ
今回は星野リゾート界加賀さんを紹介しましたが、いかがでしたか?
伝統を多く取り入れ、他のお宿にはない色が多くある素敵なお宿だったなぁと思います。お部屋もご飯もお風呂もどれを取っても素晴らしく、どれをとっても一流! 全てが私のオススメです。
女子旅がしたい! 加賀温泉に泊まりたい! 星野リゾートに泊まりたい!という方は、ぜびとも星野リゾート界加賀さんに泊まってみてください。
それではまた読みに来てくださいね!👋
星野リゾート 界 加賀 について
星野リゾート「界 加賀」は、フロントには加賀水引があり、廊下には色鮮やかなタイルが敷き詰められた、色彩豊かな旅館です。
大浴場に飾られた九谷焼のアートパネルは加賀の四季を表現されています。加賀獅子舞の披露もや伝統工芸が体験でるほか、別宅にある茶室では賀棒茶の独服体験ができるなど、古き良き日本の文化に触れることができます。
石川県といえば有名なのは、活ずわい蟹。夕食は冬のずわい蟹漁解禁にあわせた蟹や北陸の魚介を使ったメニューが楽しめます。