『Onpoint Madarao』宿泊記ー暖炉の炎と主の人柄に癒やされた最高のDIYペンション
標高約1000m。長野県と新潟県をまたぐ斑尾高原にそのペンションはあります。イギリス人のご主人と日本人の奥様が経営する、Onpoint Madarao(オンポイント マダラオ)です。
町の喧騒を離れて佇むペンション
冬は雪が降る、いや降るなんてものじゃないほど雪が降る豪雪地帯です。ウィンタースポーツを楽しむお客さんで賑わうオンポイントですが、私はスポーツはやらないので…(笑) かわいい看板犬ちゃんと、静かな環境を求めてこちらに宿泊しました。
近くまで公共のバスも通っていますが、ウィンターシーズンはレンタカーを借りてでもペンションまで車で行った方が良いと思います。スポーツをやられる方は荷物が多いので尚更!
駐車場はご主人が小まめに雪かきをして下さるので、心配いりませんでした。スキー場への送迎もして下さるそうです。
ほとんどがDIYで出来ているペンション
チェックインの際には手をアルコール消毒し体温を計って、新型コロナウィルスに関するチェックシートを記入しました。お客さんの半分以上が日本在住の外国人の方のようで、英語のチェックシートでしたが、奥様が教えて下さるので英語がちんぷんかんぷんでも記入することが出来ました😂
ロビーでは大きな暖炉が迎えてくれます。オンポイントはご主人と奥様、ご友人でDIYされた、ほとんどプロの手を借りずに再生されたペンションです。
当初のペンションのビフォー写真を見たのですが、ほとんど廃墟…。机一つにしても床一枚にしても作り手の気持ちが込められていて、非常に居心地の良い暖かい空間です。
暖かくセンス良しの客室のお部屋
お部屋は二階にあり、奥様が案内してくれます。夫と二人での宿泊で、ダブルベッドのお部屋でした。お部屋ももちろんDIYで出来ています! 家具一つ一つのセンスが良く、明るすぎない照明の室内です。
暖房は温水を館内全体に回して温める、セントラルヒーティングというシステムです。白いパネルの中を温水が通っていて、ダイヤルを回して温度を調節します。外は一面雪景色だというのにめちゃくちゃあったかい…!一回お部屋が暖まってしまえば、一番弱い温度設定でも大丈夫でした。
お部屋にはユニットバスがあります。シャンプーやタオル、ドライヤーなど一通り用意されていて、自分で持っていって使ったのは歯ブラシと洗顔料くらいでした。
手作りで大満足の夕食のお料理
建物をご自身の手で再生してしまうくらいなので、ご飯もメインから小鉢まですべて手作りですし、選び抜かれた食材が使われています。
日本の定食を意識して作られているお夕飯です。外国人の方にも日本食を食べてもらいたいとの考えで、私と夫以外の宿泊客は外国人の方でしたが、皆さん同じメニューでした。
この日のメインは塩麹がもみ込まれたチキンでした! お吸い物から小鉢に至るまで本当に美味しかったです。
お肉を食べないベジタリアンやビーガンも多くいらっしゃるようで、そういった時は大豆で代用等なさっているそうです。臨機応変に対応してくれるところも、こちらのペンションが選ばれる理由だなぁと思いました。
朝食も手作りのパンやスープがいただけます✨飲み物はドリンクバーのようになっていて、ジュースやコーヒーが並んでいました。
Onpoint Madaraoのブログ宿泊記まとめ
人が密集する場所は避けたいし、静かな場所に宿泊したかったので、オンポイントさんを選んで大正解でした。
ペンション内はシアタールームもあって、そこで映画を観てもいいしテレビゲームも出来ます。ご主人は某おヒゲのキャラクターが出てくるカートレースのゲームに自信があるようで(笑) 宿泊のお子さんと一緒にゲームをしている姿が印象的でした。
看板犬のティートくんは、体は大きいのですが恥ずかしがり屋で可愛かったです💕打ち解けるまで少し時間が要りますが、おもちゃで遊ぶととっても喜んでくれます。
帰りたくなくなるくらいリラックスした良い時間を過ごすことができ、あっという間の一泊二日でした。