『あわじ浜離宮』宿泊記ー和のクラシックリゾートホテル〜大人が静かに休日を過ごすための上質な空間〜
学生時代からの女友達3人で、初夏の淡路島にドライブ旅行に出かけてきました。
淡路島は本州や四国から橋が架けられており、自動車でアクセスできます。島旅らしさを満喫するため、宿は海沿いのリゾートホテル『ホテルニューアワジ別邸 あわじ浜離宮』を選びました。
- お宿での実体験を書きました
- クラシカルな吹き抜けの大階段に圧倒され、一斉に「うわぁ~素敵~!」と歓声をあげてしまいました。まるで明治・大正時代の洋館に迷い込んだかのようでした!
- 記事の最後にはお宿のSNS口コミも!
明治・大正時代の洋館を思わせる印象的なエントランスホール
駐車場に車を入れると、すぐに係の男性がやってきて、丁寧な挨拶のあと荷物を運んでくれました。
外観は落ち着いた和風のホテルといった印象。ところがエントランスホールに入った瞬間、一斉に「うわぁ~素敵~!」と歓声をあげてしまいました。
クラシカルな吹き抜けの大階段に圧倒されてしまいます。
照明を絞ったすこし暗めのホールには大きな花入れが置かれ、まるで明治・大正時代の洋館に迷い込んだかのよう!
重厚なクラシックリゾートをコンセプトとしたインテリアは、大人が静かに休日を過ごすための上質な空間といった趣です。
ロビーラウンジ
エントランスから、そのままゆったりとソファーが配置されたロビーラウンジに案内され、ウェルカムドリンクを頂きながらチェックインの順番を待ちました。
ラウンジは洋風のテイストを組み入れた和モダンな空間。一角には、宿泊客が自由に飲めるドリンクが用意されていました。
日中はソフトドリンクのみですが、夜間はハウスワインなどのアルコール類も加わります。お風呂上がりに私たちもスパークリングワインを頂きました。
客室がある3階エレベータホールにもコーヒー・紅茶などのホットドリンクが用意され、気軽に客室に持って帰れるので便利でした。
広々とくつろげる和モダンな客室
今回宿泊したお部屋は、標準的な客室であるモデレートクラスの「和洋室B」タイプ。3人での宿泊だったので、和室にお布団を一組敷きました。
寝室・和室6帖・広縁・テラスのほか、シャワーブースとトイレがあります。
広縁には二人掛けのソファーとシングルチェア・テーブル・冷蔵庫などが置かれ、まるでリビングルームのよう。コーヒーを飲みながらおしゃべりしたり、ゆったりと過ごすことができました。
テラスに大きめのデッキチェアがあります。ビーチを眺めながら寝転ぶ、というリゾートホテルお約束のシチュエーションもバッチリ楽しめました!
温泉
館内はレストランを含めて浴衣&スリッパでOK。大浴場もあり、レトロな洋館の意匠を楽しみながら温泉でリラックスして浴衣でくつろぐ・・・大人女子にささる和と洋の『いいとこ取り』のホテルです。
南あわじ温泉郷のひとつである潮崎温泉は、美肌効果の高い重曹分が豊富に含まれているナトリウム炭酸水素塩泉。神経痛や筋肉痛、関節痛にも効くようです。
お風呂上がりはお肌がすべすべ。日頃の疲れをノンビリ癒やしてきました。翌日も朝湯へ行ってしまいました。
地元の食材をふんだんに使ったメニューの数々
温泉で旅の疲れを癒やしたあとは、1階にあるレストラン『旬房 新淡』で季節の和懐石を頂きました。
一品ずつサーブされるコースメニューで、先ずはアミューズ「春の恵みの前菜取合せ」からスタート。飲み物は淡路のクラフトビールです。
続いてアントレは「彩り野菜の茶碗蒸し」・「淡路島西浦の旬魚ほかお造り取合せ(桜鯛・間八・鰆の焼き霜・炙り蛸)」が出て、いよいよメインディッシュ。
魚料理は「桜鯛と新若布のしゃぶしゃぶ鍋(小鍋)」と「漁港直送の地魚と旬野菜のヴァプール」の二品、肉料理は「淡路牛のロースト 彩り豊かな旬野菜添え」でした。
これに、ご飯・赤出汁・自家製香の物三種、パティシエ特製デザートがつく本格的なコース料理となっています。
地元の食材がふんだんに使われており、淡路島の地魚・淡路牛・淡路野菜の素材本来の味わいが感じられるよう、丁寧に調理された料理の数々。
個人的には、淡路島の特産品で季節限定の「淡路島サクラマス」のたたきを味わえたことが嬉しかったです。どの料理もとっても美味しくて、女性でもなんとか完食できるくらいのボリュームでした。
朝食
翌日の朝食はブッフェ形式。和食と洋食の料理がずらりと並んでいます。
食べたいものが多すぎて朝からお腹いっぱいですが、淡路島の牛乳が使われたプリンは当然、別腹!クリーミーな味わいが絶品です。
蓋付きの陶器に入っていたので、友人が教えてくれなければ危うく見逃すところでした。
日本の夕陽百選の夕景が楽しめる贅沢なロケーション
『あわじ浜離宮』は淡路島の西海岸にあり、景勝地として有名な慶野松原(けいのまつばら)に隣接しています。
ホテルの目の前は、磯馴れ松と呼ばれる松林が続くビーチ。ここは夕陽の絶景スポットとして知られています。
ホテルのロビーラウンジから中庭を抜けて海岸に直接出られます。私たちも少し早めにチェックインしたので、夕方に海岸を散歩しました。
松林を縫うように散策道が整備されていて、淡路瓦で作られたオブジェなどもあります。
日本の夕陽百選にも選ばれる慶野松原。私たちも雲の合間から播磨灘に沈む夕陽を眺めることができました。
まとめ
和と洋が調和したクラシカルなインテリアがとても印象的な『あわじ浜離宮』。明治・大正時代の洋館を思わせる内装と機能性を兼ね備えており、優雅な気分を味わいながら快適に滞在できました。
1泊2食付きで2万円を切る価格ながら、客室・食事・サービス、どれをとっても素晴らしく、ぜひまた訪れたいホテルでした。
あわじ浜離宮 について
『あわじ浜離宮』は淡路島の西海岸にあり、日本の夕陽百選にも選ばれる景勝地として有名な慶野松原(けいのまつばら)に隣接しています。
重厚なクラシックリゾートをコンセプトとしたインテリアは、大人が静かに休日を過ごすための上質な空間といった趣。
大浴場もあり、館内はレストランを含めて浴衣&スリッパでOK。レトロな洋館の意匠を楽しみながら、温泉でリラックスして浴衣でくつろぐ・・・和と洋の『いいとこ取り』のホテルです。
南あわじ温泉郷のひとつである潮崎温泉は、美肌効果の高い重曹分が豊富に含まれているナトリウム炭酸水素塩泉。神経痛や筋肉痛、関節痛にも効果があります。
食事には地元の食材がふんだんに使われており、淡路島の地魚・淡路牛・淡路野菜の素材本来の味わいが感じられるよう丁寧に調理された料理の数々が味わえます。