登別温泉で人気のおすすめ旅館&ホテル6選とランキング入選の宿
北海道には多くの温泉地がありますが、札幌から1時間半と便利な登別温泉は北海道で一番の温泉地と言っても過言ではありません。
なぜならば日本の温泉の泉質(療養泉)11種類のうち9種類が湧き出していると言われているからです。これは日本の名泉といわれる草津温泉、有馬温泉、下呂温泉、別府温泉にも匹敵します。
歴史も古く幕末の1858年開湯です。温泉そのものは江戸時代から知られており、近江商人の岡田半兵衛が道を開き湯治小屋を作りました。滝川金蔵がその湯守を引き受け、その後温泉宿の第一滝本館を開業したのです。
登別温泉には、そこを訪れるだけでも価値のある観光スポットがあり、それは地獄谷です。9種類と言われる泉質の温泉の多くがここから湧き出ています。
そんな登別温泉から、特徴に応じたおすすめのお宿を解説します。またランキング入りのお宿もご紹介。旅の目的に合ったお宿を見つけてくださいね!
- お宿ごとの特徴をご紹介します
- 各お宿のSNS口コミも参考に
登別温泉の見どころ・楽しみ方
いたるところから煙がのぼる地獄谷
登別温泉で一番の見どころが地獄谷です。温泉にたどり着いたら、まず地獄谷を見学して温泉宿に向かいます。地獄谷だけを見に来る方も多くいます。
地獄谷は日和山の噴火活動でできた爆裂火口跡で、数多くの湧出口や噴気孔があります。箱根の大涌谷など茶色い地肌に水蒸気やガスが噴出する場所をイメージすればいいでしょう。
木道の遊歩道が整備され、気軽に湧出口近くまで近づけます。9種類の泉質の温泉の多くがここから湧出し、温泉街の旅館、ホテルに送られているのです。
地獄谷に最も近い温泉旅館が第一滝本館で、湯守をしていた名残を残しています。
130℃の硫黄泉が湧く大湯沼
地獄谷から奥に20分ほど歩いたところにあるのが大湯沼です。
ここも日和山の噴火活動でできた爆裂火口跡ですが、湧き出した温泉がたまって周囲約1kmのひょうたん型の沼になっています。
表面温度は40度から50度ですが、底から湧き出るのが130度の硫黄泉です。昔は堆積する硫黄を採取していました。付近には展望台もあり白い地肌の山と緑がかった沼のコントラストを楽しめます。
下流にあるのがは源泉掛け流しの大湯沼足湯です。足湯の泉質は硫黄泉で血行促進効果があり、慢性気管支炎や動脈硬化症にも効果があります。
解毒作用もあり、慢性皮膚病などにもいいですよ。
登別温泉 第一滝本館
第一滝本館は登別温泉の生みの親である滝川金蔵が1888年に創業した温泉宿です。
地獄谷に最も近いところにあることがそのことを物語っています。
第一滝本館には登別温泉の9種の泉質の温泉のうち5つが存在し、地獄谷を望めるところを中心に大小35の湯船が点在しているのです。
泉質は各種の成分やイオンの組み合わせなので泉質の説明には難しいものがありますが、あえて簡略化してい言えば、血行を促進する硫黄泉、殺菌効果のある酸性泉、保温効果のある塩化物泉、美肌効果のある硫酸塩泉や重曹泉(旧泉質名)が存在します。
まさに登別温泉の別名の「温泉のデパート」です。
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登別温泉郷 滝乃家
創業1917年と100年の歴史を誇る登別温泉郷滝乃家は料亭として創業し、2008年には部屋数を30室にしぼり、きめ細かなおもてなしに重点をおいています。
30室のうち12室が源泉掛け流しの露天風呂と食事処つきで、わざわざ食堂に行く必要もなく、寝る部屋に食事のにおいが残ることもありません。
食事処には別途出入り口があり、プライベートな空間を確保しています。
残りの18室は日本庭園がながめられる落ち着いた部屋です。
料理は料亭としての歴史に裏付けられた本格的和食で、あくまで素材とだしで勝負しています。
温泉は4種類の源泉を引いており、広い開口部の展望風呂が名物です。
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登別 石水亭
北海道には高級路線からカジュアル路線まで幅広い旅館・ホテルを展開する野口観光グループがあります。
望楼、風、亭の3つのブランドを展開し、望楼が最高級路線です。
登別の石水亭は野口観光グループ発祥の地で、今も野口観光の本社を兼ねています。
3番目の「亭」のブランドですが、建物も内装も純和風で品があり趣があり落ち着いています。
夕食は懐石料理で、彩もよく、種類も多く、かつ程よい量で、朝食もバイキングではなく懐石膳を選ぶこともできます。
お風呂は横に大きく広がる窓に映える絵画のような登別の自然を楽しむ空中大浴場が目玉です。
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登別温泉 ホテル まほろば
ホテルまほろばの特徴を一言で言えば日本最大級の露天風呂でしょう。
お風呂は2フロアに広がり露天風呂は6つあります。
自慢は硫黄泉、酸性鉄泉、食塩泉、単純硫黄泉の4つの泉質と31の湯船です。
398室を誇る大規模ホテルで1人1泊1万円から2万円のカジュアルなホテルと言っていいでしょう。
登別温泉のど真ん中にあり、車で通るとすぐにわかる存在です。
北海道では野口観光にならぶリゾート会社の「トーホーリゾート株式会社」が運営しており、北海道のテレビ放送では頻繁にコマーシャルが流れています。
食事はリーズナブルなビュッフェスタイルと個室での会席料理を選択可能です。
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望楼NOGUCHI登別
さまざまな北海道の温泉宿ランキングがありますが、いつも上位にあるのが望楼NOGUCHI登別です。
野口観光グループの3ブランドのうち最高級ブランドに位置し、場所は石水亭の向かいになります。
部屋数はわずか40室で全室源泉かけ流し温泉展望風呂付スイートです。
全体が和モダンで統一されています。
夕食・朝食は個室です。
石水亭と望楼NOGUCHI登別は隣どうしでならんでおり、建物は石水亭の方が大きく迫力があり、望楼NOGUCHI登別はこじんまりしています。
そのため勘違いしますが、1泊1名の宿泊費は石水亭が1万円代で、望楼NOGUCHI登別が3~4万円ですので注意が必要です。
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心のリゾート海の別邸ふる川
「心のリゾート海の別邸ふる川」は厳密には登別温泉ではなく海沿いの虎杖浜温泉にありますが、JR登別駅には近い旅館です。
この登別温泉の中心部から離れている「心のリゾート海の別邸ふる川」がなぜか北海道全域での温泉宿の人気上位に入っています。
なぜなら宿の名前のように心がなごむ演出がされているからです。
旅館やホテルの建物や内装などのハードウエアだけでなくソフトウエアの良さが評価されています。
ハードウエアも「心のリゾート海の別邸ふる川」は海を強調しており部屋もお風呂も食事処もオーシャンビューという豪華さです。
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ランキング入り旅館・ホテル
最後に 2025年版の宿ランキング にランクインしている宿をご紹介します。
『宿ログ.jp』の認めたお宿のランキングです。この中からもぜひセレクトして下さい。