『星のや 竹富島』宿泊記ー喧騒から離れた「なにもしない贅沢」がここにありました
沖縄の離島・石垣島から更にフェリーに乗り10分。アクセスが抜群に良く人気な竹富島にある【星のや 竹富島】に宿泊(滞在)してきました。
この宿は古風ある琉球の街並みを再現し、島暮らしの体験ができます。
ここでは細かいアクティビティなんて一切なし。なにもしない贅沢がここにあります。
客室にはTVもなく、一棟貸しなので、私たちが発する音以外は静寂でした。
本当の意味で都会の喧騒から離れた、非日常感を味わった島暮らしの体験を記します。
- お宿での実体験を書きました
- スタッフさん皆が若いんです。ほとんどが20代という若さで、よくその年齢で気品のある接遇を身に付けられたなと感服しました。
- 記事の最後にはお宿のSNS口コミも!
星のや 竹富島へ到着〜チェックイン
パートナーとの記念日を祝して奮発し、星のや竹富島で過ごすことに。
普段なら星野リゾートのホテルや旅館は高級すぎて宿泊できないのですが、今回は【地域限定優待プラン】という神企画を見かけ。
この機を逃すはずがなく、すぐに予約をしました(笑)
そして当日。
石垣島の離島ターミナルからフェリーに乗ること約10分、竹富島に到着。
港から宿までは距離がありますが、送迎バスが迎えに来てくれていました。
舗装されていない道を進みをバスに揺られること数分、ようやく待望にしていた【星のや 竹富島】に到着!
しかし13時のフェリーで来島したので、宿に着いた時の時刻はまだ14時にもなっていないく、チェックインの15時まで、まだ時間がありました。
『チェックインまでどうしようか・・・』
と悩んでいたのですが、フロントに案内されるとすぐにチェックインの手続きを行うことなく、カートに乗車しさっそく客室へ。
赤瓦の家屋を石垣が囲むように立ち並び、横幅が丁度よく狭い白砂の道を進み、琉球の集落を風景を楽しみながらの移動。
そして、私たちが宿泊する家屋へと到着!
部屋タイプは全部で4つあり、今回は和室の【ギャンギ】に宿泊しました!
『え、ここから入るの!?』
と琉球の家屋の良さに感動しているのも束の間。
家屋の玄関が従来の家とは逸脱していて驚きました(笑)
客室に入ると、設備の案内や敷地内の案内をして頂き、ようやく客室内でチェックイン。
まだ時刻は14時にもなっていませんでしたが、時刻のことに一切触れずにチェックインを進めてくれました!
他のお客さんも送迎バスにいたので、星のやにはチェックイン時間というのは存在しないのでしょうか(笑)
琉球畳で和みに和む客室
スタッフさんが出してくれた和菓子とハーブ茶を嗜み、和みながらチェックインを済ませました。
彼女は15時からスパを予約しているので、それまで客室で一息。
琉球畳に開放的な大窓、どこからともなく月桃の匂いが少し漂い、和みに和む・・・。
TVはないがそんなことは気にならず、備え付けられていたスピーカーをスマホに繋いでBGMを流し、さらにリラックス。
和みまくっていると、眠気に襲われ、少しうたたね・・・。
送迎に来たスタッフさんにインターホンで起こされ、彼女はスパへと。
2時間のたっぷりコースなので、私は一人で散策をしました。
星のや 竹富島を散策
ガジュマル生い茂る道を歩き見晴台へ
まずは施設を一望できる、見晴台へと足を運ぶ。
この見晴台は施設内を一望できるだけではなく、海も見ることができました!
日の出もここから見れることを知り、明日の朝にまた来ることを決意(寝過ごしましたが)。
風が強く少し肌寒かったのでガジュマルが生い茂る道を通り、特徴的な形をしたプールを一目見て、次はラウンジへ。
ラウンジでは泡盛も飲み放題
凄く落ち着く雰囲気のラウンジです。
コーヒーやお茶、焼き菓子やせんべいなどが食べ飲み放題に加えてなんと、
泡盛も飲み放題!!
八重山の代表的な泡盛の銘柄が、数種類用意されていて、利き泡盛なんてのもできちゃいます(笑)
来てすぐにベロベロになってしまっては、その後の散策ができなくなってしまうので自重し、焼き菓子とコーヒーで我慢をしました・・・。
プールは温水なので入ることは可能でしたが、さすがに12月なので、誰も入っている人はいませんでした(笑)
そのままラウンジでくつろいでいると、スタッフさんから
『〇〇様のご夕食の時間なのですが〜』
と急に声を掛けられ驚きました!
何が驚いたかって、私はラウンジのスタッフさんとは初見ですし、名前を名乗った覚えがないんですよね。
もちろん私は名札なんて着けてはいません。
なのに名前で声を掛けられ、要件を話されたことにびっくりしたのです!
結局、その後は散策せずにラウンジで時間まで過ごしました。自室へと戻ると、やがて彼女がスパから戻ってきて、
『スパ始まって5分で寝てしまった・・・』
とご満悦ながらも少し悔やんでおられました(笑)
星のや 竹富島の夕食のお料理は【琉球ヌーヴェル】
夕食はインルームダイニングもありましたが、コース料理を食したかったので、ダイニングを選択。
席に案内されると、私たち専用の給仕スタッフさんが丁寧に自己紹介やコースの料理の案内をしてくれました。
今回の料理のコンセプトは、沖縄の島食材をふんだんに使用したフレンチ【琉球ヌーヴェル】でした。
ここでしか味わえないコース料理に私たちは胸が踊りまくり!!
食前酒から始まり、出てくる料理が美味しすぎてお酒が進む進む(笑)
お品書きの写真を撮るの忘れてしまったので、料理名や詳細は覚えていないのですが、どれも絶品の一言・・・。
特にトリュフとイカスミのジューシーがほんっとうに美味しすぎて、思わず
『おかわり!!』
と言いたいぐらいでした(笑)
イカスミの味の濃さをオレンジソースの酸味が、濃さを中和し、イカスミのしつこさを取り除く、しかし決してイカスミの味の邪魔をしない。
文句なしの大満足の一品でした・・・!
竹富島特産の車えびの方は、なんとおかわりがし放題!!
えび好きの彼女は何度もおかわりし、えびの皮の残骸の山を築き、給仕のスタッフさんが驚いていました(笑)
メインはA5 ランク石垣牛のステーキ!!
肉の味がしっかりとしていて、とろけてしまうのではないかと思ってしまう程、柔らかく、お口の中で肉汁が溢れ出します。
肉は二切れしかないのですが、丁度良い量でした。
これ以上食べると、肉の油で胃がやられてしまうので(笑)
デザートまで綺麗にたいらげ、最後にほっこりと、おコーヒーで締めくくりました。
2時間のコース料理が堪能し終え、次にまたラウンジへ。
時刻まだ21時にもなっていない、そこで飲み足りない私は禁断の泡盛飲み放題に手を出してしまう。
これが本当にいけなかった・・・。
度数の強い泡盛を飲むはずが逆に飲まれてしまった私は、この後の記憶があまり定かではありません・・・。
気がつけば自室でした(笑)
彼女はお酒を一滴も飲まないので、助かりました!
最後にやらかしてしまい、一日目は終了してしまいました・・・。
ゆったりと朝食を〜チェックアウトへ
酒に飲まれてしまったので、見晴台で日の出を見ることはもちろん叶わず・・・。
ゆっくりと支度し、いざ朝食へ。
朝食は4種類から選べることができ、【琉球朝御膳】を二人して選択。
和食ベースの朝食です。軽く二日酔いの私には、温かいほうじ茶と大麩のすまし汁がとても体に沁みました。
朝からドリンクもとても豊富でした!
色合いが南国って感じがしますよね〜。
朝食を済ましチェックアウト12時まで時間がまだあるので、ラウンジでコーヒーを飲んだり(もう泡盛は飲みません)施設内を散策しました。
他のお客さんが家族大勢でプールをバックにウェディングフォトの撮影をしているの発見し、ほっこりしながら自室へと戻り、最後の客室内をゆったりし堪能できました。
そしてチェックアウトの時間となり港まで送迎して頂き、石垣島へと帰島し今回の旅を終えました。
星のや 竹富島 ブログ宿泊記まとめ
【星のや 竹富島】控えめに言って最高でした・・・。
客室、施設、料理、どれをとっても本当に最高級です・・・!
それに加えて、スタッフさんの接遇も本当に素晴らしいのです!!
高級旅館の女将さんみたく、スタッフさんみんな気配りができて、言葉使いに気品さえ感じました。
しかもスタッフさん皆が若いんです。
ほとんどが20代という若さで、よくその年齢で気品のある接遇を身に付けられたなと感服しました。
旅に行けば忙しなく時間に追われる旅がほとんどですが、たまには都会の喧騒から離れ、日々の忙殺も忘れ、ゆったりとした旅の良さをあなたにも、感じて頂きたいと切に感じます。
なにもしない贅沢がここにはあります。
一生涯に一度は宿泊して欲しい! と自信を持って紹介できる至高の宿でした!!